面白ければ、新聞やインターネットで読めても、書籍でも読みたくなる
新聞やインターネットで読める内容なら本で読まなくてもよいと思いそうですが、そうでしょうか。
本当に面白い内容だったら、新聞やインターネットで読んだあとでも、本で改めて読みたくなることはないでしょうか。
日経新聞にて22年3月から23年3月まで土曜日の教養欄に連載された、直木賞作家の佐藤賢一さんの「王の綽名(あだな)」というコラムがありました。これは、ヨーロッパの昔の王のあだなと、あだなの由来となった王の生涯を紹介するものでした。「肥満王」、「単純王」、「修道士王」、「金袋