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SDGsの第一目標に「貧困をなくそう」が掲げられていますが、論語の中にこんな一節があります。 「貧しくて怨む(うらむ)無きは難く、冨みて驕る(おごる)無きは易し」 (貧しくて生活が苦しいときは、人や運命をうらまないのは難しい。しかし、金持ちでいばらいのは、比較的易しい。) 人は貧しい状態が続くと、情けない気持ちになり、他人や運命を怨みやすくなる、というものです。 実際、無差別殺人等、悲しい事件の背景に貧困が背景にあることも少なくありません。親子の心中なども経済的理由が
次のような論語の一節があります。 「人の己(おのれ)を知らざるをうれえず、その不能をうれうるなり」 (人が自分の能力を知ってくれないことを不満に思うより、自分が力量不足であることを心配しなさい。) 人間の欲求の一つとして、自分が能力があることを認めて欲しいという欲求はあると思います。マズローの5段階欲求論というのがありますが、その中で承認欲求が4つ目としてあがっているほどです。 私も仕事上で自分が認められたいという欲求はどこかにあります。そうした欲求は大事なことだとも思