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お勧めしたい自主作品

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学生時代からの文筆活動やっと再開できたのは、家族の理解のおかげかも? 今回は、素直に書けた納得できた?作品を選択掲載しました。
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2024年3月の記事一覧

詩 : ルーズな坂

「ルーズな坂」 転がる速度は 人其々ですが あなたの思う程 この坂の傾きは早く 速度が付く …

詩 : 色付く春に

「色付く春に」 悴んだ手を温める 必要が無くなった事だけで 春の気配を感じ 春が手招きして …

詩 : 冬の一日~ひとり

「冬の一日~独り」 淋しくなったから ペンを執りました ・・ただなんとなく   あなたへと…

詩 : 劣化と敏感

「劣化と敏感」 ギスギス キリキリ カリカリ ムカムカ カッカッ 行き違う接点をすり合わせな…

詩 : 去り行こうとする冬にキッスを

「去り行こうとする冬にキッスを」 君は僕より先に この場所に長居出来ない事を わかっていた…

詩 : 勝手な思い

「勝手な思い」 時計の針が 滑っていく 自分の今いる場所でさえ 判ろうとしないで 一方的に…

詩 : 誰も気づかれずに…

「誰も気づかれずに…」 幼い頃 私は 大きな病院の窓際から 生まれて初めて ワケの判らない出来事に 遭遇した経験がある 起こっていた事を今でもはっきり… 鈍いドーンという聞き覚えのない 音の記憶しか残らなかった 後でその意味と命について 私なりに考えさせられる 出来事だったと悟った また別の日は 上階の病棟の人の 長く 悩み苦しむ女性の鳴き声に 何とか落ち着かせるスタッフの声 愛すべき人のことを思い 咽び泣く声は響き渡る 果てしなく遠い空へ届きそうな 一途の願いも込めら

詩 : 空に放した風船に期待して!

「空に放した風船に期待して!」 書き留めた願いを結んで 初夏に咲く花の種を一緒に 風に乗せ…

詩 : 土の暖かさを感じ

「土の暖かさを感じ」 冬の寒さが去り  緩やかに暖かくなる 朝を迎えるまで ここに居たい …

詩 : 外野

「外野」 言葉の刃物を振り回される怖さを 誰もが人事のように 外野席で傍観者だ たまに当た…

詩 : いっぱい

「いっぱい」 今の生活は 一杯の自分で 自分の事を雁字搦めにして行く 周りさえ観れる余裕が…

詩 : 本当のことを云うと

「本当のことを云うと」 本当のことを云うと 特に見知らぬ人との会話は苦手だ ついブレーキを…

詩 : 寛容な海(こころ)

「寛容な海(こころ)」 たぶんそれは その種を拾って育てた人か 貰った人にしか 感じない空…

詩 : 心が動く

「心が動く」 なにげに眺める 電車での風景の流れは 乗り物の速さで 移り変わる景色を見る余裕が 出来ていることに気付かなかった ゆっくり眺める 景色の美しさを堪能している 心の余裕だよ 時間に余裕を持つことだよ 心身をリフレッシュすることも大切さ と 年老いた老婆が 腰を伸ばしながら 呟くよう微笑んで教えてくれた 時間をゆっくり使えることは 贅沢なことだと 最近は良く耳にする さて 私の時間が お金で買えているという 感覚が当たり前と思いだしたのは 何時からだろう 移