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2023/02から2023/08まで遊んだゲームレビューまとめ

前回のはこれ↓

基本は身内Discordに投稿したレビューの再利用。
3行(程度)でゲームレビューをするチャンネルに投稿した奴。基本的に面白かったやつゲームだけ取り上げてます。

注意:遊んだ直後にレビューを書いてたため、そのゲームがアップデートと化していた場合はレビューがアテにならない可能性高いです…



Wo Long : Fallen Dynasty

プレイ: 2023/03

仁王とSEKIROを足して2(+n)で割ったゲーム。
三国志を舞台にしたダークファンタジー。 元々開発が三國無双のコーエーテクモゲームスのため、三国志を意識したフィールドの表現とかはお手の物で上手い。

敵も人間だけではなく、虎やサル・キメラといった化物方面の敵が多いのは好み。デカい敵と戦うとさ、面白いじゃん…?
ミニマップがないため迷いやすいという欠点はあるものの、様々な所に登れるフィールド探索は楽しい。

戦闘システムとしては仁王のようにガシガシボタン連打しつつ、SEKIROのような『はじき』システムを利用して敵の姿勢を崩していくのが基本。
『はじき』システムで相手の攻撃を受け流すのは楽しい…が、カウンター攻撃のモーション数が非常に少なく、だんだん単調さを感じていく。

SEKIROはボスごとにカウンター攻撃のモーションとかあったからそういうの期待してたんだけど… 色んなゲームの面白い要素を入れようとしてるのは伝わるんだけど、それが中途半端に取り入れられているせいでなんとも評価しにくい。同時期に同じ会社から発売されたワイルドハーツのほうが荒々しくも、やりたいことを感じられて好きだったかな…


大逆転裁判1&2

プレイ: 2023/03

逆転裁判シリーズの外伝。明治時代のロンドンを舞台に、見習い弁護士のナルホド君が奮闘する。

新システムとしてシャーロックホームズのムチャクチャな推理を手伝う『共同推理』、6人の陪審員を説得する『最終弁論』が追加された。
マンネリ化解消のために追加されたのだろうが、どちらも難易度がかなり低いわりにはテンポが悪く、イマイチに感じてしまった。
コンセプト自体は嫌いではないが… これ以外にもメッセージ送りのスピードが遅かったり、一部キャラクターのリアクションがあまりにも長かったりとテンポを損なうシーンが目立つ。

『テンポの悪さ』という欠点は目立つものの、ストーリーは非常に良質。 『明治時代』という背景であるが故に科学捜査が使えず、そのような時代背景を元にしたトリックやセリフ回しが非常に面白い。そのような時代背景を楽しませつつ、逆転裁判らしい強烈なキャラクター達が産み出すコミカルさ、そして真実に向かっていく焦燥感は本シリーズ特有の面白さと言えるだろう。
特に大逆転裁判2はそこらへんが大変上手で満足度が高く、遊んでよかったと思えるタイトルだった。


Freedom planet 2

プレイ: 2023/03

(↓は自分がSteamレビューに投稿した奴のほぼパクり)

この手のスピーディな2Dアクションゲームが好きなのですが、初見だと
「スピードが早すぎて前方のギミックが見えずに激突する」
というのが様々な作品に抱える問題点であります。

本作はそんな不満点を解消するために、カメラがかなり遠ざかるオプションがあります! これで壁に激突することもない!気持ちよくノンストップで駆け抜けましょう。
「カメラが遠ざかるとチープに見える」?本作はドット絵が滅茶苦茶細かくて綺麗なので、カメラが引いても迫力十分。 勿論カメラが近い方がドット絵をより堪能できるので、自分のプレイスタイルにあった距離感をオプションで調整しましょう。

いきなりオプション関連について書いてしまいましたが、本当によく出来たゲームだと思います。
豊富なギミック・町や山岳地帯、海といったバリエーション豊かなステージ・4人のプレイアブルキャラクターによるゲーム性の変化・美麗なドット絵、そしてスピード感…

本作は開発が発表されてから発売するまで非常に長い期間があったのですが、この完成度なら納得です。 また、本作からは『ガード』というアクションが追加されました。ダッシュしながら行うことが可能なため、敵の弾とかを無理矢理すり抜けていくことも可能です。どちらかというと『回避』に近い地味なアクションですが、非常に使い勝手がよく良いシステム追加であると思います。

惜しむらくは、どのボスも当たり判定の小ささの割に動き回るせいでなかなか上手く攻撃しにくいこと。また、日本語対応していないため、ステージ中で発生する会話とかを読むことに苦労すること。その2点だけは気になるところですが、それでも本作はオススメできる完成度です。


Omega Strikers

プレイ: 2023/05

  • 3on3で戦うエアホッケー&MOBA

  • 相手を攻撃することもできるが、倒しきるには相手を場外にぶっ飛ばす必要があるため位置取りがとても大切。アビリティの攻撃範囲やボールの位置を考えながら立ち回るのが面白い

  • 戦略性もあって一見重そうには見えるが、1ゴールまでが短いため結構気楽にプレイできる

  • キャラデザがアニメチックで良い。TRIGGERにOP作らせたりしてるし日本向けにも力を入れてるのが伝わる


ラチェット&クランク パラレル・トラブル

プレイ: 2023/08

PS2から続くラチェクラシリーズ最新作。爽快なアクションで進んでいき、ド派手な武器で敵の大群を蹴散らしていく楽しさは本作でも健在。

公式サイトには「これがPS5アクションゲームの最先端!」と書いてあるのだが、本当にそう思える出来だった。

今作のテーマは「次元」であり、ストーリーやアクションの中で次元を操る展開が多い。その中でもアクションは本当に凄い。一部の演出では次元の裂け目を通り、全く別の惑星にロードを挟むことなく移動する。
PS5は本当にロードが早く、その長所を活かしきった演出であり、今までのゲーム機ではなかなか表現できなかったであろう演出で素直に感心した。

また、3Dアクションゲームとして非常に質が良い。多種多様なフィールドを舞台に、多種多様な敵と戦い、そして派手な演出を楽しみ…と、インソムニアックゲームズの良い所をすべて出し切ったようなゲーム。ストーリーもシンプルながら成長物語としてよく出来てて最後まで非常に楽しかった。ちなみに過去作との繋がり自体は一応あるものの、最初のチュートリアルステージでほぼ全て説明されるのでシリーズ触ったことなくても十分に楽しめるはず。

ボリュームがやや少なかったり、ガラメカは過去作の方がインパクトあった気がしなくもないが、間違いなく名作の部類に入るゲームなので色んな人にやってほしい。



Final Fantasy16

プレイ: 2023/07

批判要素多めなので一番下にした。楽しめた人はここらへんでブラウザバック推奨


7年ぶりに出たFFナンバリングタイトルの新作。本作ではコマンドバトルではなく、DMCのような戦闘システムを採用している。

ただ、流石に滅茶苦茶長いコマンド入力するコンボが用意されているわけではなく、だいたいの技は連打か同時押しだけで出せるようになっている。アクション苦手勢でも操作できるレベルまでシンプルにしていて、良い配慮のように感じる。

個人的にはFF16の戦闘は大味であると感じつつも、かなりいい塩梅に調整されていると思う。難しい操作をしなくとも、同時押しというシンプルな操作だけでカッコいい必殺技を出せるのは非常にとっつきやすい。
そして、「相手の飛び道具に合わせて特定の必殺技を撃つと専用モーションが発生する」「ダウン中の相手には追い打ちモーションが発生する」といった要素も存在し、様々な要素を意識することで簡単操作でありながら「俺、FFのキャラをちゃんと操作してる…」って感覚を得られる。ジャスト回避等も非常に緩く設定されているのもありがたい…

ある程度アクションになれている層なら、相棒のトルガルを利用した空中コンボ等を狙うのもいいだろう。ただ、それも細やかな操作が要求されるわけではないので、ある程度FF16の戦闘に慣れてきたら誰でも体験できるぐらいの難易度設定になっている。

強いていうなら、序盤は一部戦闘要素が解禁されていないため非常に単調な戦闘であること、また戦闘のカスタマイズ要素やテクニカルな要素等が豊富に用意されているわけではないので終盤は終盤でちょっと飽きが発生する。やや物足りないという気持ちはあるが、それでも簡単な操作でここまで遊べるのは評価したい。

アクション部分はそれなりに満足しているものの、RPG部分は気に入らない部分が多すぎる。一部を箇条書きで書くなら、

  • サブクエストのテンポが悪い

  • 雑魚敵と戦う意味が殆どない→一本道なゲームなことをより体感させられる

  • 移動速度が遅いわりにクイックトラベルがあまりない

  • どのアクセサリーも「特定のアビリティのクールタイムが短くなる or 威力が上がる」ばっかで、装備を手に入れる楽しみが薄い

  • リスキーモブ(FF12のモブハントみたいなの)の場所がメイン拠点内でしか確認できない。別にメモを要求されるゲームを否定していないが、この程度のことならマップに表示してくれていいだろ…って思う

  • メイン拠点がデカい癖に拠点内にクイックトラベルがなく、端から端まで歩かされることも多い

  • 設定や特定のシーンは好きだけど、テンポが悪いように感じるストーリー(疲れている時期にやっていたのもあるが、初めてゲームやりながら寝た)

特に2つ目の「雑魚敵と戦う意味が殆どない」という短所が苦しくて仕方なかった。個人的に好きなFF12, 15, LRFF13では、フィールドを探索して初めて見る雑魚敵と戦ったりするのが楽しかったが、FF16では本当に戦う意味が薄すぎるのでダンジョンでの強制戦闘以外戦わなかった。別に戦いにいっても良かったんだけど、無駄なことをしている感覚があまりにも強く…

所詮。私が一本道なRPGを苦手としているだけかもしれないが、それでもストーリーにそこまで魅力を感じず終わってしまったので少し肩透かしなようなものは感じた。とはいえ、一部好きなムービーとかもあるので遊んでよかったとは思う…


まとめ

本当はもうちょい買ったゲームもあったものの、放置したゲームとかも多いのでこんなところ。
レビュー書き忘れたタイトルもチラホラあって…。ゼルダTotKもクリアしてるけど別にレビューの機会逃したので書いてないです。スト6はたま~にやるぐらいだけど滅茶苦茶よく出来た格ゲーだと思ってます。モダン操作が初心者モードじゃなくてちゃんと忙しいのも含めて凄く良い調整だと思う。

2022年はゲーム面で見るとかなりいまいちな1年だったなぁ…と思っていたので、2023年は結構色んなゲーム遊べてるしこれから出るゲームも楽しみだしで良い一年になりそうですね。
個人的にはイース10とマリオワンダーとSea of the Starsとスパイダーマン2とマリオRPGとBomb Rush CyberfunkとソニックスーパースターズとデカポリスとGBVSRは買おうかなって思ってます。時間とお金足りるかな…

ちなみにスマブラは全く出来てません。私の社会人スケジュール的に厳しいのとか色々…。来年出るRivals2は結構楽しみなのでそっちは結構やってみようかな…って感じ。

あと最近全然ゲーム系のオーケストラとか行けてないのでなんかしら行きたいですね。SNS全然やってないからこういう時にアンテナが弱い。Xは私の愛用していたクライアントアプリ「sobacha」が使えなくなったので離れてしまったのですが、MisskeyとかMastodonとかで交流増やさないとな~と思いつつ、根が陰キャなのと単に忙しいので投稿することがなさすぎる。こういう感じに定期的にNoteで発散するのがちょうどいいのかもしれないね…


生きることと記事を投稿するモチベになります