突撃‼ウシオチョコラトル 工房編
結論:STAFFの一体感がウシオチョコラトルの強み
工房に入るなりチームワークの良さに感動‼
「燕珈琲の健太郎さん来られましたー!」とご紹介を受け、
皆さんからとってもウェルカムな声掛け&笑顔を頂き、
このチームの強さを感じる。
(スポーツであいさつ出来るチームは強いって良く言う感じのやつ)
充実した設備
チョコレートの世界はすべての工程がマシンで完結は出来ない。
どうしても手仕事が必要となる。
しかし、要所要所でマシンに頼ることで、
スピーディーかつ効率的な作業が可能となる。
ウシオチョコラトルでは、
・カカオ豆の皮むき
・カカオニブのすり潰し
・調温 その他
がマシンで作業可能となっている。
ちなみに自家焙煎燕珈琲でもすり潰すマシンはあるが、
容量は約10倍‼‼‼
単純に圧倒的な量産が可能。
規模の大きさに圧倒され、
しばらく質問が出てこない。
でも所々の手仕事を見てるとなぜか安心。(笑)
新メニューにカカオシロップを☆
製作途中のレシピや詳細は企業秘密ということで端折るが、
現場でしか見ることが出来なかった内容や質問が出来て良かった。
オープンに教えてくださり本当に神対応です ‼
そんな中でも特に自分たちも作りたいと感じたのは、
甘さとカカオがずっしり聞いてくるカカオシロップ。
配合や豆や産地によっても同じものは作れないので、
自分たちのオリジナルシロップを是非作りたいと思う。
沢山シロップを使ったメニューが思い浮かんでいたので、
そこは今後に活かすことで恩返し‼
STAFFのプロ意識
今回一番伝えたいのはSTAFF皆さんのプロ意識が以上に高いこと。
ウシオチョコラトルで働けていること、
みんなで作り上げている品々、
すべての瞬間がアートになっていた。
意識の低い人からするとただの流れ作業。
しかしウシオSTAFFは商品を愛しているので、
作業中も可愛い子どもたちの子育てをしている感じ。
きっと何百回何前回と同じような作業をしているはずだが、
その場の氣は明らかに違っていた。
皆さん社員さんかと思いきやここも驚きでほぼアルバイト。
これはやはり良い物を作っている確信や、
STAFF全体の共有している意識が統一されているからに違いない。
アルバイトだろうが社員だろうが人は想いで動くのだと再確認。
ここが無いと始まらない焙煎工房
皮付きの生状態で日本にやってくるカカオ豆は、
コーヒー同様に焙煎する必要があり、
焙煎の工程も豆によって様々。
そして焙煎してから皮を剥いてようやくすり潰していくのだが、
ここも手仕事となるとかなりの時間を要する。
ウシオチョコラトルさんでは尾道のお店から車で約10分の離れた場所に
焙煎~皮むきまでの工程を行われている工場があり、
こちらも研修させて頂く。
バッシ―さんに案内された場所はとっても狭い道を通った先にある古民家。
こちらでSTAFFが一人で作業をしている。
なかなかな雰囲気の工房だが中に入ると驚いたのは豆の在庫量。
別の場所にも置ききれないものは保管しているのだそう。
この量さすがに手作業では何年もかかるが、
マシンがあれば焙煎から皮むきまで百キロ単位で行える設備。
こちらの作業は一見非常に地味ではあるが、
常に豆との対話が必要とされる。
ウシオさんレベルとなると次々にオーダーがきて
日々予定に間に合わせるため必至とのこと。
その他マニアックすぎる色々な苦労やポイントもうかがうことが出来た。
工房のまとめ
どんなに良い物やサービスやマシンがあっても最後は人。
人を大切にしているウシオチョコラトルさんはSTAFFも大事にしている。
そして自分たちの商品を大事にしている。
豆輸入からパッケージング、
そしてお客さんの手に届くまでの一連の流れのなかで、
関わる全ての人に愛を感じた。
尾道からの帰り道、
ウシオチョコラトルのファンになっていた自分に氣づく。
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