『想い』をカタチに「ウエディングフォト」というスタイル
先週の週末に写真の結婚式ということで、お世話になっている式場サンのチャペルをお借りして撮影。そして、ご家族9名での会食の時間をもつことにしました。コロナ禍で人数の多い挙式や宴が減り、いつ治まるとも見えない中で「写真」という選択をされる方が全国的にも増えてきて、いつの間にかこの「写真の結婚式」というスタイルが1つ出来上がってきたようにみえるんです。これからこの「写真の結婚式」はどんな風になっていくかはわからないけれどエクラらしく提案していきたいと思えるお二人との時間でした。
今回のお二人は、元々昨年5月エクラで同じく和装のウエディングフォトをされた方の従姉妹サン。そのお客様がこのお客様。
今回の新婦ちゃんが結婚することが決まって、この春のトキの従姉妹サンに聞いて、エクラに来てくださったのです。色々有ってお式は考えていないということ。普段からセレモニーはして欲しいと思っているけれどそれを私が強要する事ではないので、「聴く」事を心がけていきました。
そして、秋に「和装」で撮影と、やはりドレスでも・・・という事になり、よく聴いたら親御さんはお式や宴をして欲しいと望んでいらっしゃるようなんです。秋の時点で、コロナ禍で顔合わせもしていないというご両家。
顔合わせも正式にしていないのに先にこういうカタチで逢うのは・・・と新郎サンの親御様。ホントなら両家顔合わせから結婚式へ。と進めたらいいけれど、それでないとしても、親の想いはすごくわかる！！！！！！
で、さらに和装の撮影はみたい！！！という希望がご両家の親御様にはあるとわかりました。
実は、白無垢と色打掛両方お召しになりたいという希望があり、わたしの方で、白と色でそれぞれで観にいらっしゃいませんか？とお話しをさせていただき、それであれば！！ということに。
両家の親御さんとも写真を撮って、とても喜んでいただけました。
お二人はお仕事的にsnsにお顔を出すことが難しいので、今回のお写真は全て顔がわからないような物ばかりですが、とても充実した時間を過ごすことができたかな？と思っています。
そして・・・洋装のウエディングフォトは、「撮りたいシーン」の希望がたくさんあってそれをカメラマンに共有し、その希望のシーンを1つづつ撮影していきました。実は、両家お母様はそれぞれ留袖をお召しになられ、ヘアメイク着付もさせていただきました。そう・・・ご両家の親御様は、「撮影」のこの日をホントに楽しみにされていたんです。実はこの日、婚姻届けを持ってきてそれぞれのお父様にサインをいただいたり・・・撮影時には指輪の交換をさせていただきました。この日はじめてケースから出して指輪をつけたんです。
こうして振り返ると・・・。セレモニーとしての「挙式」は無かったけれどご両家親御様と姉弟9名でのこれも「結婚式＆宴」だと・・・
こういう機会が無いと、家族で写真を撮らないよね？
ご両親も夫婦で腕くんで撮影しないよね？
そんな微笑ましいシーンを観て
改めてセレモニーの大切さや想いはこれからも伝えていきたいと思うけれどいろんなご家族のカタチや姿があり、キチンと伝えながらも強く勧めてしまうのも難しく、コレに関しては私自身の課題かな・・・と思っています！
2020年の婚姻数・・・戦後最少の52万5490組で、2019年より更に7万3517組減っていて、まずは結婚したいと思える様な社会であって欲しい。この人と結婚したいと思う人と出会って欲しいと思うのです。
大変なコトはたくさんあるけれど、それ以上の想いで結婚を決めたお二人をわたしは精一杯応援したいと思います！！
昨秋の秋お天気が直前まで不安定で心配していて結果晴れたのですが、この日も寒いけど風も無くて良い天気でした。
そして、お二人は帰られる前に「山本さんすごいですね、今日も良い天気でした！ありがとうございました」と晴れだった事を私がいたからだと言ってくれて、なんだか恥ずかしいような気持ちになりましたが、お見送りのトキのその言葉で私は満面の笑みになり、最高のプレゼントの言葉でした。
おめでとうございます！！！そしてありがとうございました。
https://eclat-w.jp/
読んでいただきありがとうございます！ 「結婚」という言葉からいろんな事をかいていきます。 読んでいただいた方に 何か一歩前に進めるような記事を書いていけたら・・・と 思っています(*^▽^*) ●グッドウエディングアワード2014グランプリ