見出し画像

ハイスペ恋愛遍歴➁

B君とは、同じクラスだし、選択科目も一緒だし、必然的に、他のクラスメイトよりも

一緒にいる時間が長い。

なもんで、下校の途中。

ものすごく、雰囲気の良い【秘密基地】みたいな、場所に、B君が連れて来てくれた。


「ここ、俺の好きな場所なんだ!」

その【秘密基地】は、川沿なのに、木で囲われている。

だけど、2畳分くらい、綺麗に整備されている。 草の上に座って、ボーっと出来るような、綺麗な場所だった

夕日が綺麗で、何かB君、いつもと様子がおかしい。

なんか、モジモジしてる。

え?告白されるような?気がする?

気のせい?勘違い?

何だか一人で、照れているB君。

もちろん!私はB君の事、大好きだった。
気持ちを、隠して、ずーっと友達で居た。

だから、何でそんな事したのか、分からないんだけど、

何で?何で?

私から?

「私と付き合って欲しい。」

と、私から告白…。


気持ちを伝えた後も…。


何で言っちゃったんだ??


って気持ちでいっぱいになった(笑)

告白するつもりなんて、一切無かったし


勝手に口から出ちゃった…んだよな


そして、応えは…

「ごめん…。お前とは付き合えない。友達だと、思ってたから」


え?!


あ…いや。

そーですか(笑)

別に…私も、告白するつもりじゃなかったんだよな。

何て、言えねぇよ(笑)

引き返せねぇよ(笑)

なんだったんだ?あの雰囲気!!

時間よ戻れ!と、人生で初めて願った(笑)

物凄く…後悔した…

そして、

「う、うん!そうだよね。何か、ごめん。今まで通り、友達で居てくれたら、凄く嬉しいから。気不味くなるかも?だけど、友達で居て。」


と、伝えた。

気不味い雰囲気のまま、帰路についたのでした…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?