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海外で現地の人と話す時に持つべき気持ち・心構え

前書き

シアトルから帰ってきて2年が経ちました。今でも、あの刺激が多かった日々を鮮明に覚えています。そんな日々を過ごしていた時に友人たちと夕食を食べることになりました。その中の一人に、4月から留学する友人おり、なんだかんだで私自身の留学経験を話すことになりました。その時に、留学していない人はそんなこと思っていないと言われ、少数でもいいから英語、もしくは現地の人と話すときの気持ち?心構え的なことを知ってもらえたらいいなと思いこのnoteを書いています。

※ここから先は現地語=英語として書きますが、自分自身が話す言語に置き換えて考えてみてください。

本題

英語を話す時の心構え、それはズバリ’’言いたいことをどうしても伝えたい気持ち、なんて言っているのか理解したい気持ち’’です。

では、なぜこの’’言いたいことをどうしても伝えたい気持ち、なんて言っているのか理解したい気持ち’’が大事なのか?

理由は、簡単です。話しているうちに相手にこの気持ちが伝わり、相手もどうにか聞いてあげようや、少し話す速度を合わせてあげようとしてくれます。

これに気が付いたのは、留学して少し時間が経った時、それも自分の英語が通じず少しネガティブな考えを持っていた時期でした。
話したいことが通じず「Ah... OK」と理解していないのに話を途中で終わりにしてしまったり、気を使ってしまって「Sorry?」と聞き返せなかったり、個人的にはうまくはいっていませんでした。

そんな時に、逆に考えてみることにしました。

私は、日本にいて、旅行客や留学生を相手にする時どんな気持ちでやりとりをしていたかな?を考えてみました。

目の前からいかにも外国人だなって人が、何かを尋ねてきた、それもぎこちない日本語で。となったら、たいていの人は何とか何を話しているのか聞こうとしませんか?そしてゆっくり話をしたり、通じない原因が日本語の発音の仕方だったりしたら、こうやって言うんだよ?って教えませんか?
もし相手の外国人の人が頑張って伝えようとしていたら、どうにか助けようとなる人が多いはずです。

この考えから、私は、英語を話す時に大事な心構えは、’’言いたいことをどうしても伝えたい気持ち、なんて言っているのか理解したい気持ち’’という結論に至りました。

もう一つ意識して欲しいのは、
完璧じゃなくていいんです。流暢に話さなくていいんです。つっかえつっかえでもいいんです。

もう一回、逆の立場になって考えましょう。

多くの人は、知らない外国人と話そうとする時、基本的に流暢に話してくるなんて思わないでしょう。
もし流暢に話してきたわあーすごい!となるだけです。

アジア圏以外では、日本人かどうかは見分けがつかない外国人は多いですが、流石にアジア人か欧米人かくらいは見分けくれます。その分、アジア人が、英語であったり、欧米系の言語で話す時に少し優しくなってくれるので有利だなと思っています。

もし本当に言いたいことが通じなかったら、通じなかった単語をスマホで見せましょう。多くの人はそれで理解してくれます。

そして、ここで大事なのは、見せた後に、正しい発音を教えてもらうことです。

それでも、たまにすぐに話を終わらせてどっかいってします人などいますが、そしたら、その人が忙しかった or 不親切な人だったと思いましょう。
自分が悪いわけではありませんし、運が悪かった程度に考えましょう。

最後に

渡米してからの最初の時期は、非常に苦労しました。それこそ、店員とすら話すのが嫌な時もありました。しかし、失敗を繰り返して、辿り着いたのがこの気持ちです。これに気づいてからは、通じた!という成功体験が積み重なりました。スーパーの店員さんと長話なんてこともありました。

このnoteが誰かの生きるヒントの一部になっていれば嬉しいです。



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