立ち話
昨日、近所のスタバに行き勉強をしていた。
いつも思うけど、スタバは少し値段が高いのでできるだけ長く滞在できる日に使うようにしている。
この貧乏性は抜けないだろう。
たまに、フラペチーノを注文して言葉すくなに、解散する女性たちを見て、なんと贅沢なことだろうと思う。
昨日スタバであった可愛い出来事を二つほど。
一つ目、中学生と思わしき女の子二人組がお金を握りしめながらドリンクを注文して、嬉しそうに席に戻ってきた。
2人でニコニコ話しながら、ドリンクを飲む前に
手を合わせていただきますをしていた。
あまりにも尊い瞬間だと思った。
僕は彼女と僕のおばあちゃん以外に、スタバで飲み物に手を合わせていただきますをする人を知らない。
ただ、単純に彼女たちにとってはフラペチーノのは食べ物という認識なのかもしれない。
二つ目、雨が降る中、傘をさしながら立ち話をしているご婦人が2人。
1人のご婦人の肩に、屋根からの雨がポトリと落ちていた。本人は話に夢中で気が付かない。
もう一方のご婦人が、そっと肩を寄せて雨に濡れない位置に移動させてあげていた。
そのしなやかな動作はまるで、社交ダンスを踊る男性のような動きだった。
僕はこんな雨の中何をそんなに立ち話をすることがあるのだろうと、単純に疑問だった。
立ち話の価値は、話の中身にはないのかもしれない。
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