警察に推しの画像を送った話
先日、私は鍵を紛失していることに気づきました。
家の中や職場を隈なく探しましたが、鍵は見つかりませんでした。
そこで、警察に遺失届を出すことにしました。
遺失届はオンラインで出せて便利
さすが令和の時代。遺失届はオンラインで提出することができます。(オンライン対応しているかは都道府県によるみたいです)
警察署に行くのはめんどくさいですし、何より警察官の皆様に囲まれるのは善良な一般市民でもなかなか気が引けます。
遺失届では鍵の番号や落とした場所の目安をざっくり書いて提出します。
ただ、鍵の落とし物なんてそれほど珍しくはないでしょうから、何か特定できる情報を書いた方がいいわけです。
私は鍵に推し(2次元)のストラップをつけていました。
もちろん「アニメのキャラのストラップ」くらいで書いてもいいのですが、それだとざっくりしすぎています。
そこで、私は「推し」の画像を添付するという行為に出ました。
若干恥ずかしい気持ちがないわけではないですが、「鍵」なのですぐに見つかった方がいいですしね。
もちろん、ただ推しの画像を添付しただけではなく、「写真のキャラのストラップがついています」と説明も書きました。これ大事よ。
遺失届を出した後
さて、そうして「遺失届with推しの画像」が警察の元に送信されたわけですが、すぐに連絡が来ました。
「明らかにそれっぽいやつが届いています」
「すぐ取りに行きます」
「名前言ってくれればすぐにお出しします」
急いで警察署に着くと、女性の警察官の方が対応してくださいました。
「先ほどの⚪︎⚪︎です」
「あーはいはい この鍵ですか??」
「それです!」
「添付してくれた画像のおかげですぐ分かりましたよ うふふ笑」
「見つかってよかったですね」
「ありがとうございました」
推しの画像のおかげか、鍵なのに本人確認もせずすぐ渡してくれました。
推しを確認しているから本人確認をしなくていいという理屈でしょうか。知らんけど。
拾ってくれた方は特に名前なども言わずに立ち去られたみたいです。
本当にありがとうございます。
まとめ
そうして、なんだかんだ鍵with推しが帰ってきたわけです。おかえりなさい。
ただ、私はあるとんでもない事実に気づきます。
「国家権力に推しがバレたやんけ……!!!」
まあそれは冗談として、日本って落とし物が届くいい国だなと改めて思いました。
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