日本社会の前に立ちはだかる大きな分かれ道(7月記事まとめ)。
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なんか、トップ画像みたいに「分かれ道」に来てるなあ、自分自身も、日本社会も・・・という気持ちになっています。
ちょっと僕のネットでの記事発信が今月は減り気味だったんですが、プライベートでちょっと問題があって忙しかったという事もあるんですけど、「今までのような論調の記事」じゃダメだよな・・・みたいな気持ちが湧いてきてるところもあったんですよね。
なんかこう、「保守派的に左翼たたきをする」みたいなレベルの文脈に回収される事の延長をやっててもダメだな、と思うようになってきた。
とはいえ、僕はよく「尊王攘夷運動こそが本当の開国政府を作れるのだ」っていうような話をしてるんで、ただ日本社会のリアルと向き合わず上から目線で断罪するだけのムーブメントみたいなのに参加したいとは思わないわけですが。
ただ、ここ最近の私の発信を読んでくれている人なら伝わっていると思いますが、僕自身も「今までの延長じゃダメだよな」と思ってるし、同時に日本社会自体も、「今までの延長じゃもう無理」ってなってきてる感はひしひしとしています。
あまり詳しく説明しても興味ない人は詳細興味持てないと思うのでざっくりにしておきますが、日銀が結構大きな方針転換をしつつあるんですよね。
そういうのも含めて、「アベノミクス時代の太平」は終わる形になってきている。
昭和の経済大国の遺産を食い延ばしながら、とにかく欧米におけるような社会の分極化と相互憎悪には陥らないように、ある種の幻想にしがみついてなんとか安定を維持してきた・・・みたいな時機が終わりつつある。
この記事とかに書いた感じがさらに強まってきている。
結構なんか「正念場」というか、未来になんの問題もないぜ!という感じでは正直なくなってきているように感じています。
日銀の方針転換一つとっても、一部悲観論者が言うように大問題を巻き起こす可能性もゼロではない。(現状かなりうまくやってると思いますが)
その「ギリギリのところ」を通っていきながら、今まさに「今までとは違う繋がり方」に機を見て転換していけるかどうか?
なかなか難しいことですが、「考えるのをサボって今までの延長の惰性に逃げ込む」ようなことをしないで、「ちゃんと考えて必要な変化をしていく」ことが、ずっとこういう状況を予言し備えてきた自分としても大事だし、多分日本社会の色んな立場で生きておられる多くの人にとって共通して大事なことだと感じています。
と、言うわけで、あまり今月は発信が少なくて申し訳なかったんですが、まずオシャレ雑誌GQのウェブ版で、例の明治神宮再開発関連で寄稿しました。
↓連ツイ要約版
4人の論者が同じテーマで書く連載だったんですが、僕以外は全員「反対派」だったけど、特に第一回の原科氏の言ってる内容とかは結構共感できる部分もあるな、と思いました。
ただなんか、要するに「ゴールイメージ」自体を話せば共感できるとこあるんだけど、今の反対派と推進派の状況を放置してたってそうならんでしょ?っていう感じではあるんですね。
そこに「全く新しい態度」で具体的な課題に取り組む新しいムーブメントが必要。
インテリの自己満足で紋切り型の声をあげて終わりにするのではなく、本当に「みんなのほんとうのさいわい」のために社会のあらゆる立場の人の事情を吸い上げて決断していけるようなムーブメントが必要。
そういう意味では、以下の一橋大の橋本先生との対談には大変期待しています。(北欧に出張されているそうなので、対談は9月になります)
オシャレ雑誌GQにしても、橋本先生との対談にしても、今までの自分とは「つきあう相手」が変わってきてるな、っていうところはあるんですよね。
これは、今まさに日本社会に起きている「分かれ道」的な変化に対応して変わってきている面は明らかにあると思う。
6−7月はプライベートで色々とあったこともあり、また「方針転換」が明確に見えてこない宙ぶらりんの時期だったので結構活動が低調だったんですが。
8月からは、もう少し積極的に「次の着地点」を目指して発信を強化していければと思っています。
「今までのままではいられない大きな変化」の予感はちょっと怖いですが、でもどんどん変わっていくこと自体は楽しいことでもあるはずだから、油断せずに乗り切っていきましょう。
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以下の部分では、久々に会員の皆さん向けのパーソナルなメッセージとか、単純な最近の個人的な近況報告とか、あと以下記事で体験版の世界的評価について紹介したままになっていたFF16を忙しい中なんとかクリアまで行った感想とか書きます(笑)
なんか、ちょっと「大きな変化を控えた日本社会でどう生きていけばいいのか」みたいな話について読者の人へのパーソナルなメッセージとして語りたいことがあって、自分の近況の話とかも含めて以下の部分は普段よりめっちゃ長くなってしまったんですが、良かったら読んでみていただければと思います。
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昨年7月からは、「記事の有料部分のバラ売り」はできなくなりましたが、入会いただくと既に百本近くある過去記事の有料部分がすべて読めるようになりますので、これを機会にご購読を考えていただければと思います。
ここまでの無料部分だけでも、感想などいただければと思います。私のツイッターに話しかけるか、こちらのメールフォームからどうぞ。不定期に色んな媒体に書いている私の文章の更新情報はツイッターをフォローいただければと思います。
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