なにを作ったら良いのか?後編
さて、具体的に何を作るか?
それは、
『自分がよく使っていて、でも欠点が気になって直したい、自分が作れそうなアプリ』
です。
自分で作れなければ困るので、最初はシンプルにいきましょう。まずは完成させるのが大事です。
例えば天気予報なら、自分が住んでいる場所に特化したり。
『巣鴨天気予報』とか『渋谷天気予報』みたいな特化型もいいかも知れません。
起動したらGPSと連動して現在地の天気予報を即座に表示するとか。
メジャーのニッチを狙いましょう
乗換案内なら、同時に複数の乗換案内サービスで検索できるようにしてみたり。
乗換案内とか天気予報はWebサービスを利用すれば比較的簡単に作れます。高速道路案内とかも。
特殊な用途に特化したカレンダーアプリなんかもいいですね。
なにか『市場が大きくて、その中にニッチなニーズがあるもの』を考えてください。
既存アプリの何を直すのか?
メジャーのニッチを狙うとして、既存アプリのなにを直したらいいのでしょうか?答えは、競合アプリのレビュー欄に書いてあります。
もちろん自分の感性で改良してもいいのですが、レビュー欄にはより多くのユーザーの視点が書かれています。
中にはどうしようもない『ただのわがままや文句』しか書いていないレビューもありますが、参考になるものもあります。
中には、そのアプリではどうしようもない内容もあります。全国の天気を見られるのが大事なアプリなのに渋谷に特化しろと言われても困るでしょう。
しかしそこにニーズがあるわけです。
そういうレビューを参考にして、自分のアプリに取り込めそうな点は取り込みましょう。
また、競合アプリはちゃんとダウンロードして研究し、アップデートの内容もチェックしましょう。
すべての手がかりはApp StoreとGoogle Play Storeにあります。
使わないなんてもったいないですよね。
作ったら自分で使い倒す!
そして、作って、自分で使いまくる。これが大事です。
自分が使わないアプリは進化しません。
そして進化の結果として『一般的でいて確実に他と違うアプリ』が生まれます。
アプリ作りで大事な物は『根気』
アプリ作りとは、ひらめきによってイノベーティブで天才的なものを作るわけではなく、地道な日々の積み重ねで育てていくものです。
アプリ作りでいちばん大事なのは『根気と熱意』です。
文系理系は関係ありません。理系なら理系のアプリ、文系なら文系のアプリを作ればいいってだけの話です。理系の本や文系の本があるのと同じです。
頭の良さも必要ありません。普通で大丈夫。あとは時間が解決します。
根気と熱意さえあれば誰にでも出来るものです。本当ですよ。
根気よくアプリを作っていきましょう!
わぁい、サポート、あかりサポートだい好きー。