マガジンのカバー画像

頑張る大人の休憩所

62
大人は毎日たくさん頑張らなきゃいけなくて大変です。 でも「大人だから頑張らなきゃ」と休むことも躊躇います。 大人だって疲れたら休みましょう。 心を休めるときのコラムを集めました。
運営しているクリエイター

#メンタルトレーニング

心の回復力を鍛える:レジリエンスとコミュニケーションの関係

レジリエンスとは「回復する力」であり、逆境や困難に直面したときに、ネガティブな感情に支配されることがあっても、必ず回復する力を指します。 この回復力は単なる「元気になる」以上のメリットをもたらし、現代を生き抜くために不可欠なスキルです。 他者とのコミュニケーションは、レジリエンスを高めるために重要な役割を果たします。 他者からの理解や共感、受容、励ましは、孤独を解消し、自己受容を促進します。 今回は、コミュニケーションを活用してレジリエンスを高める方法について考えます。 1

思考パターンの見える化:自分を理解する3つのテクニック

自分の思考パターン、つまり何かあったときにどう解釈して何を感じてどう行動するか、って、意外と分かっていません。 それを俯瞰したり分析する時間も無いくらい、あっという間に使っているからです。 しかし「どうして自分はいつも…」と悩むのは、その思考パターンが定着して変える手がかりがないからと言えます。 自分のストレス対処スキルを上げるために、他者に自分を理解してもらうためにも、思考パターンを知りましょう。 1.自分の思考パターン、知っていますか?①自己紹介で「私の思考パターン」を

やる気を引き出す!日常生活で使えるモチベーション向上術

モチベーションが上がらない作業や役割は、やる気になるそれと比べると何倍も努力が必要ですよね。 他の人は軽々出来ているように見えるのに、どうして自分はやる気が出ないんだろう、と、余計落ち込むことを考えたりもします。 特に日常生活の中でやらざるを得ないものに対するモチベーションが上がらないと、疲労は倍増します。 今回は日常で出来るモチベーションの上げ方、その維持の方法と注意点をご紹介します。 1.そもそも「モチベーション」とは何か①動機づけの理論 モチベーションとは、心理学で

大人が歩む自己肯定感の旅: 過去の足跡から未来へのステップアップ

自己肯定感という言葉を色んな所で耳にすると思います。 高いほうが、もちろんいいのでしょう。 ですがどうやったら高まるのか、高まるとどうなるのか、そもそも自分の自己肯定感ってどうなの?など、色々考えてしまうと思います。 大人だからこそ出来る自己肯定感の高め方とその意義について考えました。 1.自己肯定感とはそもそも自己肯定感って何でしょう。 定義は様々ですが、私は名の通り「自分(自己)を肯定的(前向き、積極的、あるがまま)に受け入れることが出来ている感覚」だと思っています。

自分を美点凝視する

美点凝視とは相手の欠点ではなく美点・長所を特に重視することです。 コミュニケーションにおいてとても有効な視点ですが、私はこれを「まずは自分自身に向けるべきでは」と考えました。 自分を美点凝視するコツ、そのメリットとは具体的になんでしょうか。 1.美点凝視とは?自分以外の他者を見るときには、幾分遠慮や配慮もあって、無意識に良いところを探そうとするでしょう。 例えばそれが一緒に働く人とか、友人や家族なら、今後長い付き合いになることを考慮して出来るだけ良いところを探そうとするで

嫌なことを忘れたい

嫌なこと・苦しいこと・思い出したくないような出来事は、人それぞれたくさんあると思います。 忘れたくても忘れられない、忘れられず拘る自分が悪いんだろうか……、と自己評価にまで影響してしまう。 忘れられない嫌なことにはどう対処すればいいでしょうか。 1.なぜ「嫌だ」と感じるのか毎日いろんな体験をしたり感情が湧いては消えていくと思います。 1日に何個経験したか数えろ、と言われても無理なくらい、本当にたくさん。 その全てを「忘れられない」ということはないはずです。 ある特定の体

心の温め方

日を追うごとに少しずつ寒くなっていきますね。 本当に少しずつだから、実は自分が冷えていることに気づかなかったりします。 体の寒さは、オフィスや電車などの暖房でカバーできる場合もありますが、 心が冷えている時は、自分が気づいて自分が温めなければ冷えっぱなしです。 体だけでなく、心にとっても冷えは大敵。 では、どう怖いのか、どこで気づけるのか、どうすれば温められるのか、を考えてみましょう。 1.心の冷えはなぜ怖い?心が冷えるとか、それまで心の中にあった何かが無くなって空間が出

気分が落ち込んだ時の対処法 ①仕事編

毎日何時間も取り組まなければならない仕事は、落ち込むことの連続です。 嬉しいことなんて振り返っても数えるほどしか覚えていない。 疲れていれば行きたくないし、気持ちが落ち込んでいれば尚更です。 仕事で気分が落ち込んだ時の対処方法について、考えてみました。 1.落ち込んだ時に必要なこと①自分を責めない 仕事上でのミス、失態の大小にかかわらず、気分が落ち込むようなアクシデントが起きれば、人は誰でも自分を責めてしまいます。 中心人物なら尚更、そうでなくても「もっとうまく立ち回る

×自分に厳しく ○自分を律する

小さな時から「自分に厳しくありなさい」と叩き込まれてきませんでしたか? 恐らく年代関係なく、物心つくころから、優しさよりも厳しさのほうを優先させられて来たのではないでしょうか。 では、自分に厳しく、とは、どういう状態を指すのでしょうか。 他のことは必要ないのでしょうか。 必要なのは「自分に厳しく」ではなく、「自分を律する」ことです。 1.自分に厳しくするだけだとどうなるか自分に厳しくするとは、具体的にどんなことでしょうか。 甘えを許さない 常に正しい行動をとり続ける

心の強さは「柔軟性」

今日、星占い(かに座です)を見たら「心を鍛えよう」と出てました。 はて、心を「鍛える」とは? 体のトレーニングのように? でも心は目に見えませんから、「正しい方法」か、「どこまで鍛えられたか」を鏡に映すことは出来ないし、数値で計測することも出来ません。 心を鍛えるとは、柔軟性を高めること、と考えるのは如何でしょう。 1.メンタルタフネスとは似た言葉で「メンタルタフネス」があります。 プレッシャーに負けない 急場に強い 他者の批判に対抗できる 常にポジティブな状態