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うつを知って戦わない方法

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うつ病は、「戦って勝とう」とすると疲弊します。それが自分以外のうつ病相手なら尚更です。 うつ病とは、精神障害とはどんなものかを知り、戦わずに躱す・宥める・共存する方法を知りましょ…
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2022年6月の記事一覧

相手に変わって欲しい時の6つの視点

「自分は変えられても相手は変えられない」 というのは、よく聞くと思います。 正確に言うと、「自分も相手も変えるのは難しいけれど、より難しいのは相手を変えること」だと思います。 とはいえ、人間は社会の中で生きているのですから、全ての状況を改善する時にいつでも自在に自分を変えられるわけでもないし、相手が変わるほうが理に適っている場合もあります。 相手に変わって欲しい時、相手の考えや心を変えるのではなく、「変わろう」と思ってもらうことは可能です。 その時に使えるものは、「自分」

うつ病の辛さを理解する

自分がうつ病かどうかも区別が難しいのに、それが自分ではない人のことであればもっとわかりづらいです。 特に、それが「辛さ」であれば尚更でしょう。 よく分からない、のは仕方のないことですが、うつ病への理解を促す書籍や情報が山ほどあるのに、いまだに「うつは甘え、怠け、気合が足らない」という意見が消えないのは悲しいことです。 なぜ理解出来ないのか、理解することのメリット、理解しないことでのデメリットを考えてみました。 1.なぜうつの辛さを理解出来ないのかまずは、うつ病になると極端

自分を愛するということ

自分を大切にし、自分を愛する、ということは、厳しい社会を生きていく上で必須のスキルです。 それなのに何故か誰もその重要さと方法を教えてくれません。 「自分に厳しく」は、小さい頃から親や先生から教えられます。自分を律することが尊重される文化なので当然かもしれません。 だからなのか、その対極にあるように見える「自分を愛する」という考え方には、あまり良いイメージがありません。 自分を愛する、とはどういうことでしょうか。 それは、「ありのままの自分に“OK”と言う」ことではないで

自分を愛する方法

前回の「自分を愛するということ」で、 『自分を愛する方法は誰も教えてくれない』と書きました。 例えば学科の授業のように教科書があって教えてくれることはありません(道徳の授業はあるのに)。 では、どこで覚えていくのでしょうか。 それは、家族ですね。 ただ、最近耳にする「毒親」「親ガチャ」という言葉に表されるように、誰もが親から「愛し方・愛され方」を正しく学べるとは限りません。 自分を愛する方法は後から学ぶことは出来ます。 その最大の教科書は、「自分」です。 1.幼少期の親

一緒の時間は意外と少ない

夫婦で一緒に過ごす時間は、どれくらいありますか? 一緒に住んでいるから、と思っても、具体的に計算すると意外と少なかったりします。 どちらかが勤務していれば日中いないし、寝る時間・起きる時間が一緒でなければそこもズレる。 平時ならそれでも問題はあまりないかもしれませんが、家庭内で何か問題が起きた時は、一緒に過ごす時間が少ないことで、双方の「ズレ」が少しずつ大きくなっていきます。 特にどちらかがうつ病の場合。 一緒に過ごす時間+話が出来る状態かどうかなど、条件が増えていきます。

見守ることの難しさと大切さ

家族がうつ病になった時に一番大切なことは、実は「何もしない」ことです。 放置する、無視する、という意味ではありません。 本人が何かしたいと思うまで、じっと見守る。 手助けを求めてくるまで、焦らず待つ。 自分(サポート側)は無理に(必要以上に)うつ側に合わせない ことが必要です。 しかし、中々難しい。それは何故でしょうか。 そして「何もしない(見守る)」ことが、何故一番大事なのでしょうか。 【家族が出来ることは?】厚生労働省HPの「こころの耳」に、このようなアドバイスが掲

うつを相談できない

うつ病は、普段から辛さや悩みを相談出来ず抱え込んでしまう人がなってしまいがち。 そして更に、うつ病にまつわる辛さや悩みも相談できない、という悪循環がループします。 どんなパターンで相談が出来ないか、相談することでどんなメリットがあるのか、をまとめました。 1.相談できないパターンとは相談しても無駄だと思っている (相談に)妥当な相手が周囲にいない 相談相手に心配かけたくない そもそも相談することが苦手 等が考えられるでしょう。 一口に「相談」と言っても、 いつ・ど