マガジンのカバー画像

働く人のメンタルヘルスのために

100
毎日お仕事お疲れ様です。 働く人のメンタルヘルスに役立つコラム・情報をまとめました。 気を付けること、いざという時に活用できる制度やサービスなど、更に更新していきますのでよろしく…
運営しているクリエイター

2022年6月の記事一覧

自分の役割と周囲からの期待

大人として、社員として、母として・父として、妻として・夫として。 誰もが一人でいくつもの役割を果たしています。 自ら望んだものもあれば、結果として求められている役割もあります。 時には役割が増えすぎて一人では抱えきれなくなることがあります。 自分の役割と、周囲から求められる期待。 どのようにバランスを取ればいいか、考えてみました。 1.自分が今になっている役割は何?一般的なものなら 妻/夫 母/父 主婦/世帯主 学生/会社員 PTA役員、町内会役員 娘/息子

自分で全部やろうとする人へ

仕事でも家事でも、自分で全部やろうとする人がいますね。 悪いことではないと思います。 全部自分でやろうとする人の心理、環境、メリットとデメリット、心構えを考えてみました。 1.心理状態万能感 自分なら全部出来る!と思っているからこそ、やろうとします。 実際に「全部一人で出来た」経験があるから自信もあります。 高いモチベーション 前向きか後ろ向きかは人によって違うと思いますが、非常に意欲が高い状態にあります。 高い責任感 何かのリーダー的立場にいたり、親だったり、世帯主だ

困った上司への心構え

仕事をする上で、上司がどんな人か、その人と合うか合わないか、は、毎日の仕事だけでなく自分のメンタルヘルスやキャリアプランにおいても大きく影響しますよね。 どのような職種や業種を希望するか、どんな会社で働くか、までは自分で選ぶことは出来ても、誰を上司にするか、は選べません。「親ガチャ」ならぬ「上司ガチャ」みたいなものです。 そしてどんな人が「当たり」なのかは、自分のタイプによっても異なります。ガツガツタイプがあっているのか、見守ってくれるタイプがあっているのか。 ただし、自分

「自責の念」を有効活用しよう

自責の念が強すぎてがんじがらめになってしまう人は、無理に「考えないようにしよう」としても難しいです。 むしろ、「自分は逃げているのではないか」と、更に追い込む結果になりかねません。 どうせ考えてしまうなら、今後のために有効活用しては如何でしょうか。 1.状況分析「何もかも自分が悪かったのだ」と考えていると、手の打ちようがありません。 まずは状況分析を行いましょう。 いつ どこで 誰が 何を(した・言った) 結果どうなった かを洗い出します。この時、きっと悪いこと

自責の念はバランスが大事

メンタルヘルスを損ないがちな人は、常に「自責の念」に囚われがちです。 自分に関わる問題が起きた時、自分にも責任があるのでは、と考えるのは正しい心の動きですが、「自責」が過度になるのは問題です。 「自責」はバランスを取ることが大事です。 1.自責の念とは 「後悔して自分自身を責める気持ち」です。 やってしまった…、と思った時は自然と沸き起こるものですが、責め過ぎればいつまでも落ち込んだままですし、自分の行動や言動を振り返らないのも無責任です。 必要十分なレベルで留めておきまし

仕事のミスは財産になる

仕事とミスはセットのようなものです。 頑張って色々やる人ほどミスする回数は増えます。 毎回バッターボックスに立つ打者ほど空振りの数が多いのと同じです。 だからミスの回数を数えても意味ないし、ミスすることにビクビクしていたらヒットもホームランも打てません。 大事なのは 「ミスをリカバリーする」 「落ち込んでいる自分を受け止める」 「ミスから学ぶ」 ことです。 STEP1:ミスをリカバリーする何よりまずはミスによって発生した損害をリカバリー(取り戻す)ことです。 どんな仕事や