見出し画像

子供の脳の発達を止める? スマホ脳の恐怖


スマホの使用が子供の脳の発達に与える影響についての研究

東北大学加齢医学研究所によって行われている研究によると、5歳から18歳の児童・生徒224名を対象に3年間の追跡調査を行い、スマホなどのインターネット利用頻度と脳の発達の関係を解析しましたそうです。

研究結果によると、インターネットを頻繁に使用する子どもたちは、大脳灰白質体積の増加に遅れが見られ、これは"脳の発達に抑制"がかかっていることを意味します。

特に、中学入学時にスマホを使い始めた子どもたちは、中学3年時点で小学6年生と同じ能力のままであり、その上状態のまま高校受験をしなければならない状況になるという衝撃的な結果が示されています。

この研究は、MRI画像解析を通じて、スマホ使用が子どもたちの脳の発達に悪影響を及ぼしていることを示しており、前頭前野や海馬など、認知機能や学習に関わる重要な脳領域において発達が止まる可能性があることが明らかにされています。

これらの結果は、スマホを含むデジタルデバイスの使用が、特に成長期の子どもたちの脳の発達に与える影響が深刻であることを示唆しており、適切な使用管理と子どもたちの健全な発達を支えるための対策が求められています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?