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宿根木と大野亀がオススメ(編集後記20211022)

今回は佐渡がテーマということで、新潟県の誇る島「佐渡ヶ島」についてお話しします。同じ新潟県民として、ー度は訪れてみたい島ですよね。

実は私は三回ほど行っています。一度目は、小学生の時の修学旅行、2度目と3度目は家族旅行で行きました。しかし、何度行っても飽きることはなく、毎度あの雄大な自然に圧倒されてしまいます。

そして、なんと言っても私がオススメしたいのが佐渡の海産物です。新潟県本土も海に面していますが、佐渡島の海産物の新鮮さは別格です。以前、私が佐渡店の「弁慶」に行った時、ネタの美味しさに感動しました。今まで食べた寿司の中でダントツで一番美味しいと思いました。特に印象的だったものがイクラとイカです。イクラは少し力を込めて噛まないと割れないほど弾力があり、噛むとブチンと音がします。そして、イカは透き通っておりコリコリとした食感が楽しめます。こんな食感は新鮮でなければなかなか味わえないものだと思います。

さらに、佐渡のもうひとつのポイントは雄大な景色です。先程も紹介した通り、佐渡ヶ島の自然や町並みは本当に美しいです。島ならではの船大工の町「宿根木」のエモーショナルな町並みは、知っている方も多いのではないでしょうか。あの迷路のように入り組んだ町並みが独特の世界観を醸し出しています。

そして、私が佐渡で一番好きなスポットが「大野亀」というところです。その名の通り、亀のようなフォルムの海に浮かぶ巨大な一枚岩です。大野亀は季節によってその表情を変えます。あたりは50万株100万本もの「トビシマカンゾウ」という黄色い花の群生地であるため、5月下旬から6月上旬頃には一面が黄色い花で埋めつくされます。標高167mの一枚岩が海に突き出している姿は圧巻。『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』二つ星として掲載された巨岩です。そのため、それをわざわざ見に来る観光客も多いです。

このように、佐渡には魅力がたくさんあります。特に今回私が紹介した佐渡の海産物と景色以外にも、島ならではの人々のほんわかとした雰囲気には思わずアットホームな空気すら感じることができます。皆さんも是非新潟県の誇る「佐渡ヶ島」を是非訪れてみてはいかがでしょうか。(田中凛歩)

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