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震災から11年私たちにできること

    皆さん今日も一日お疲れ様です。さて、皆さん今日は3月11日、東日本大震災が起きた日です。今日で震災から11年が経ちました。

    震災当時、私は小学3年生でした。地震が起きた時、私は小学校の4階にいたためすごく揺れを感じたのを覚えています。新潟県は確か震度4でしたが、普通に立っていても揺れを感じました。震度4でもあれほど怖い揺れが震度5、震度6となるとどれだけ恐ろしいか分かりますね。それに加えて津波まできたら、冷静な判断ができないほどパニックになってしまうのも無理はありません。
東日本大震災で大きな被害を生んだきっかけとなった一つが巨大な津波です。一番高い津波が観測された福島県相馬市では、9.3メートル以上の波が観測されています。9.3メートルを身近なものに例えると、平均的なマンションの4階に相当するそうです。ありえないとつい言ってしまいがちですが、いざそれが襲ってきたとき何を考えるでしょうか。もちろん死の恐怖もあるでしょう。ですが、それと同時に小さい頃から見ていた景色や街並みが飲み込まれていく様子、逃げ惑う人々を見た時、これまでに無いような衝撃と悲しみが襲ってくるのではないでしょうか。

    奇跡的に避難所にたどりつけても、家族がいないと泣き喚く声や、連絡が取れないことはどれだけ怖いでしょうか。
大きな被害を受けた被災地にいた方は、何年経ってもこの日を忘れられないと言います。11年というのはかなりの年月です。小学三年生だった私は二十歳になりました。しかし、震災の恐怖や悲しみは何年経っても昨日のように感じるそうです。今でも、完全に復興が出来たわけではありません。

    被災された方に1番失礼にあたることは、震災の記憶を失うことだと思います。だからこそ、1年に1度でも、今日「3月11日」という震災の日を振り返り、被災された方へ思いを馳せてみませんか。

    改めて、震災で家族や友人、大切な人を失ってしまった方へ心からお悔やみ申し上げます。

(国際文化学科2年田中凛歩)

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