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MCエッセイ Vol.75 漫画『正反対な君と僕』の「言語化能力」(渡邉太智)

『正反対の君と僕』面白いな〜~~~~~


…突然すみません。
お久しぶりです。元敬和キャンパスレポパーソナリティの渡邉です。
はじめましての方ははじめまして。

はじめましての方向けに軽く自己紹介させていただきますと、私は敬和学園大学の卒業生で、今をときめくFMしばたパーソナリティ有本らなさんと同級生の23歳の人間です。
(話は変わりますが、有本さん冠番組はじまるってすごくないですか???)
私は有本さんと違って現在ラジオに関わってはおりませんが、こうしてたまにエッセイを書かせていただいています。

※ 編集部注:渡邉さん同期の有本らなさんが、2022年4月より、エフエムしばたで「らな散歩」というご自身の名前のついた番組を担当されています。


さて、話は変わりますが私はいま絶賛とある漫画にはまっております。今回はそのお話をさせていただこうかと思います。
その漫画というのが、冒頭でも名前を出しました『正反対の君と僕』という作品です。
こちらは現在WEB漫画サービス「ジャンププラス」内で連載中の作品です。
元気いっぱいだけど周りの目を気にしてしまう鈴木と、自分の意見を言える物静かな男子・谷くんを中心に展開される青春ラブコメです。
(初回全話無料のマンガアプリ「少年ジャン+」  『正反対の君と僕』)



私はラブコメをあまり読んだことはないのですが、この作品は登場人物が全員(男子含め)可愛らしく、画風も柔らかなテイストのため読みやすく楽しめています。

ジャンプ作品なだけあって、ジャンプに関する小ネタが度々見られるのも私の好きなポイントです。

そんな『正反対な君と僕』ですが、私が一番この作品で推しているポイントは画風や小ネタではありません(画風も小ネタも大好きですが……)。
ずばり、私の推しポイントそれは「言語化能力」です。
この作品の登場人物である鈴木や谷くん、そして2人の同級生、みんな自分の気持ちを言語化するのが上手なのです。
厳密に言えば、登場人物たちはセリフとして思考をアウトプットしている訳ではない(読者だけが彼らの思考を覗いてる)のですが、ともかく自分の感情や思考を整理するのが上手なのです。

しかも彼らが抱く感情は決して特別なものではなく、人間関係で誰しもが悩んだり、考えたりすることばかりです。だからこそ、きちんと言語化された彼らの感情は読み手に共感や新しい気づきを与えてくれます。

私は言語化能力が低い自負があります。好きな物について離す時や、なぜ自分がそう思ったかを話すとき、私はいつもたどたどしくなってしまいます。
なので、私は言語化能力の高い彼らに憧れてしまい、この漫画に惹かれてしまうのです。


気を抜くと言語化を怠ってしまう私にとって、こうしてアウトプットができる敬和キャンパスレポはありがたい機会です。
これを機に言語化する習慣をつけたいものです。みなさんも「言語化」していきましょうね。まずは敬和キャンパスレポにお便りを書いてみるところからお願いします。

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