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《お念仏だより#81》今日は節分、明日は立春

春は名のみの
風の寒さや
とは、「早春賦
の歌詞ですが、

立春を迎えて、
暦の上では春

でも、寒さは厳しく
いつになったら
暖かくなるのかと

春を待つ気持ちを
歌っています。


2月4日は立春
旧暦きゅうれきの元旦です。

一年は
春から始まり、
夏・秋・冬
そして、
新しい春が来ます。

今でも、年賀状に
初春とか新春という
言葉を使いますよね。


そして、前日
2月3日は節分

旧暦の大晦日おおみそか

新しい年に
災いが舞い込まないように

鬼は外、福は内
と、豆まきをします。

鬼とは災いのこと

鬼は豆に弱いらしく、

伊勢名物の赤福あかふくでは
2月1日に
豆大福を販売します。

これが、毎月1日に
限定販売される
朔日餅ついたちもち

2月は立春大吉餅という
豆大福なのです。

立春大吉は、
左右対称の文字が
並ぶので、

縦書にすると
裏から見ても
立春大吉と読めます。

立春大吉の札を見て
家に入ってきた鬼が、

振り返ってみると、
やっぱり立春大吉と
書いてあるので、

本当は、裏から
見ているのですが

家の外と内を
勘違いして
出て行ってしまうそうです。

今年も、
よい年に
なりますように!



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