成人の日

別名は「親権者の保護責任終了の日」だと思う。

私はそうでしたね…

成人した時に親から言われたのは…

・この国は法を犯さなければ自由が約束されている。
・法を守れば勝手に生きていける。
・己がしたことは全て責任を負うこと。
・本日付けで親としての「保護者」の役目は終了とする。

上記について、何か意見はあるか?

でした(*´▽`*)

文字にすると妙な感じがしなくもないのですが、実はとても当たり前のことを言っただけなんですね。
でも、その「当たり前」が許されて生きていけるのが大人だったりする。
そのための価値観だったり、判断能力というのはそれまでに養うわけで、そもそもそれが身についていなければ「身体は大人、頭脳は子供…」の逆コナン状態です。

騒ぐ成人とか暴れる成人とかニュースになるわけですけど、そういう人たちは、今日という日を迎えるまでに周りの人から言われたり、自分で感じなかったのかな?
「年齢は勝手に取ることができるし、取ったからといって怒られるわけでもない。でも、その数字の大きさで世の中では人間をある程度判断してしまう。」

大人になるまでに子供がやっておくことは、遊ぶことや勉強することも大事なのですが「大人という存在の怖さを知っておく」ことじゃないかな。
少子化やゆとり教育、モンスターなんとか…みたいなものが全て影響しているとは思わないけど、最近の子は「大人の怖さ」を知らないようですし、大人も子供に「大人は怖い存在である」と教えていないように感じる。

知らないことがあることは恥ずかしくもないですし、その場で知れば済む話です。
ただ、それが基本的な部分での教養の範囲である場合、20歳どころか義務教育終了までに自分で知っておく必要があります。
その努力を怠っている時点で、「大人を舐めている」と思いますけどね。
これから先、生きていきたいならもうちょっと頭を上手に使ったらどうなの?と世間のお子さんに対して感じています。

本日成人を迎えられた方々、おめでとうございます。
晴れて自由の身となった皆さんは、生きるも死ぬも自分で決めて良いわけです。
寂しいですか?辛いですか?
でも、大人はそうやって生きています。
守ってくれるものがなくなったと不安に感じるかもしれませんが、そう感じるのであれば、それはあなたたちの今までの生き方自体が「勉強不足」です。
今すぐ、勉強してサッサと本当の大人になってください。
そうじゃないと、世の中はそういう人間を迷惑だと思うから。

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