ダイエット?を始めるようになった理由
初めての人間ドック
昨年末に、人生初の人間ドックを受けました。医療者とはいえ普段から不規則な生活で、夕食はほとんど22時過ぎに摂っており、体型は明らかにぽっちゃり系です。タバコ・飲酒はしないのですが、普段から運動不足。ウォーキングは週に一度がやっとの生活です。子どもたちもまだ小さいので、まだまだしっかり働かなければなりません。そのためちょっと億劫でしたが、一度自分の体をチェックしてみることにしました。まったくお恥ずかしい限りの「医者の不養生」なんですが…
ドックの問診用紙には「20歳の頃より10Kg以上の体重増加があった」というチェック項目があります。これはメタボリック症候群のスクリーニングなんです。残念ながら答えは "Yes" でした。それと衝撃的だったのが、若い時に比べて身長が縮んでいたこと! 20台に比べると2cmほど低くなっていました。
身長が低くなるとBMIが高くなってしまう
身長が低くなると肥満度を表す指数(BMI: body mass index)が上がってしまいます。BMIは 以下の式で算出されます。
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
よって身長が低くなると、BMIが高くなります。これまで若い頃の身長で計算していたので大丈夫でしたが、今回計測しなおした身長で計算するとヤバイです。BMIが25以上だと「肥満」とレッテルを貼られメタボリック症候群に近づいてしまいます。メタボリック症候群では虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症など)や脳血管障害(脳出血、脳梗塞、クモ膜下出血など)など生活習慣病を起こしやすくなります。今から身長が伸びるわけではないので、BMIを下げるには体重を落とすしかありません。まだまだ元気で働かなければならないので、一念発起、減量することとしました。
まずは間食をやめた
巷にはいろいろなダイエット療法が紹介されていますが、まずは間食をしないことにしました。これまでの僕は夕食が遅いこともあり、夕方5時頃に必ず甘いモノを補給してたんだけど、これをやめることにしました。ただし最初はめちゃ辛かったです。夕方食べないと午後7時頃にはすごい空腹感に襲われます。どうしても我慢出来ない時はノンシュガー飴(これはカロリーフリーではなく、カロリー抑えめのもの)とコーヒーでなんとかやり過ごすことにしています。夕食はどうしても遅くなるので、食べる量が多くならないように妻に調整を頼みました。いわゆる腹八分目、っていうやつです。そして夕食後も間食はしないようにしました。そのために夕食後はすぐに入浴し、風呂から上がったら直ちに歯磨きをすることにしました。夕食後ダラダラしているとつい間食したくなるため、さっさと風呂に入るように習慣づけることにしたのです。
まだ始めたばかりだが
今年になって起床後と入浴後に体重を測定していますが、2週間で2kg痩せることができました。正月シーズンは飲酒する機会も多いため、毎年体重がオーバーする季節なんです。だからこの体重減少はなかなか貴重な成功体験です。不思議なもので、体重が1kg減った時点ですでに体が軽く感じられました。体が軽くなると動きやすくなり、なんとなく快感を覚えています。このままいいサイクルで続けていけたらなあ、と思います。まだまだ始めたばかりで、どこまで今の意志が続くかわかりませんし、リバウンドするんじゃないか、との懸念もあります。でも今年はこのスタイルで過ごしたいと考えています。
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