自分の工夫次第でお金を掛けなくても贅沢は味わえる

最近私が心掛けたいなと思うのが、「お金を掛けずに贅沢感を味わうこと」。


贅沢とお金は結びつきやすいが、お金を掛けなくても特別感を演出することはできる。そして、特別感を感じられれば、「あー・・・自分は今とても贅沢をしているな」と幸福感に浸ることはできることに気がついた。


例えば、私の場合、入浴中にiPhoneとスピーカーとキャンドルを浴室に持ち込むのが好きだ。


電気を消してキャンドルに小さな炎を灯す。キャンドルの炎の揺らぎが浴室全体に反映される。
普段は電気で明るい浴室が、キャンドルの小さな炎の灯りで満たされるだけでも特別感を得られて心地よさを感じる。
(ちなみに、炎のゆらぎを眺めることは心に落ち着きを与えると科学的に証明されているそう。)

さらに、スピーカーで心地よい音楽を流す。私の場合は何か歌詞がある音楽ではなく、好きな映画のサントラなどを流すのが好きだ。
歌詞があると言葉を追いかけてしない、頭が動いてしまう感じがするから、本当にリラックスしたい時は歌詞がない音楽を流す。
しかも、スピーカーから流すため、音に奥行きが出て、より体に音楽が染み込んで行く感じがする。


キャンドルとスピーカーを用意するだけで、日常から離れた特別感が得られる。
そして、その特別感に浸ることで贅沢感を味わうことができる。

でもこれは、普段やらないことをやっているから味わうことのできる感情だ。
特別感を感じることでも、何度も繰り返せば日常の一コマとなってしまう。
普段やらないことをやるから特別感、そしてそれが贅沢感につながる。

つまり、贅沢感に浸りたいのであれば、普段やらないことを自分で演出すればいいのだと思う。
工夫次第でどうにでもできるので、お金をそんなに掛けなくても味わうことはできる。
そして、その工夫をどう演出しようかと考えることだけでも楽しかったりする。
お金を掛けて全てを任せるより、自分であーでもない、こーでもないと考えながら工夫を重ねる方が充実感も得られる気がする。

全ては自分次第なのだ。