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【ワンポイントレッスン】調号が多くて難しい時はこんな練習をしよう

こんにちは!サックス奏者角口圭都です。
皆さん、サックスの演奏を楽しんでいらっしゃいますか?
今回はワンポイントレッスン。

先日、木管トレーナーを務めている一般吹奏楽団”東京シティブラスオルケスター”通称東ブラのレッスンへ行ってきました。その時に取り組んだことをご紹介します。

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吹奏楽では、♭系の作品が多く、基礎練習などもB-Dur(B♭Major)でやりますね。また、サックスは、Es管とB管にわかれているので♭系の曲には強いですが、#系の調性の曲は運指が難しくなる傾向があります。
(ハ長調の曲を吹こうとすると、#3つになりますからね。)

今回東ブラのレッスンでめちゃくちゃ難しい作品を取り組んでいます。具体的にはDes-Dur(♭5つ)やFis-Dur(#6つ)という指も音程もとっても取りづらい難所が続きます。
木管パートは常に連符を吹き続けているのですが、度重なる転調・臨時記号に翻弄されていました。(苦笑)

こういったシチュエーションは吹奏楽だけでなく、室内楽やソロでもたびたび遭遇します。奏者のレベルにもよりますが、調号が少なくても連符が苦手・・・という人もいらっしゃると思います。

そんな方へ、連符攻略の第一歩としてお勧めしたいのは、曲の調性で丁寧に音階練習をする!ことです。

丁寧な音階練習で、調号の多い難曲を攻略!

取り組んでいる曲の調性の音階練習に取り組んでいますか??
♭が二つ付いている曲なら、明るい曲調の場合はB-Dur、暗い曲調の場合はG-mollの音階練習をしましょう。
単純な音階練習、3度・4度のインターバル練習、分散和音の練習・・・これらをやることで曲を演奏する時の運指がとてもスムーズになります。また音程感も身につきますよ!

音階練習は演奏の基本を学びながら、曲を演奏するための準備運動になります。練習時間にも限りがありますが、難しいパッセージをひたすら練習する前に1回しでも音階練習をしてみましょう。必ず効果があるはずです。

私のおすすめはこの2冊。
メルカリでも安く出ていることがありますよ~(^^♪

更に効果のある練習方法については、2023年2月25日発売のTHESAXの「角口圭都と一緒に!目指せクラシカルサックスレベルアップ講座」第14回に詳しく寄稿しました。こちらも合わせて参考にしてくださいね!


どんなに難しい曲も、調性のある曲調・規則性のある音列ならば、絶対に攻略できます。攻略のためには、やっぱりいろんなパターンの音階練習をすでに習得できている必要があります。
吹ける時間の少ない方こそ、難しい曲に取り組む前には、その作品の調性の音階練習をして効率的に取り組みましょう!

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