【ワンポイントレッスン】一節入魂!
こんにちは!サックス奏者角口圭都です。
サックスの演奏、楽しんでいらっしゃいますか?
メロディを美しく歌いたいとき・感情をこめて吹きたいとき、どのように演奏していますか?
一音入魂
明治時代に活躍した野球指導者の飛田穂洲さんが野球道を説いたそうですが、その中で「一球入魂」という四字熟語がうまれたようです。
そこから吹奏楽部のスローガンとしてよく一音入魂という文字を見る機会があります。
とっても青春を感じる素敵な言葉ですね!一つ一つの音を大切に丁寧に思いを持って。
一節入魂!
一音ずつを大切にできたら次はもう少し広い視野を持って、1小節・2小節~4小節~8小節・・・・・と節を感じてみましょう。
メロディ=旋律・節と日本語では訳されます。
一音入魂の次は、メロディのフレーズを意識してどのように入魂するか考えてみます。
多くのクラシック音楽には節が存在し、それらが順番にならんでいたり、絡み合うことで曲が成り立っていますね。
一音ずつに気持ちを込めながら、フレーズも意識できると、より感情のこもった演奏になります。
一節入魂の中には、一音入魂しない音もあっていい
一曲をどんな風に仕上げるかは、野球の投手がストレートやカーブなど様々な球種・速度を用いながら緩急のあるゲームメイクをしていくのと似ています。
もちろん一つ一つの音は大切にしますが、全ての音を100%で吹くのではなく、”ここぞ”、という音は120%で演奏したり、40%くらいで”気の抜けた”音を出してみたり。いろんな表情の音で演奏できると、より表現豊かな演奏に近づくと思います。
メロディーを美しく歌いたいときは、ぜひ一節入魂!大きな視野・小節単位・フレーズ単位で感じてみてください。
一緒に精進致しましょう!
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