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トレーニング_HIG ios14に向けた、デザイナーとして必要な準備

どうも。Kityです。
日々のデザイン学習を自分へのメモとしてNoteに残しています。

iOS14の新機能について

2020年6月22日に、Appleの開発者会議であるWWDC20にて、iOS開発における以下の新機能の発表がありました。
・App Clip (アプリケーションクリップ))
・Wighet (ウィジェット)

App Clipの概要/利用シーン

概要
・App Clipはアプリの軽量版で、ユーザーにアプリをダウンロードさせずに
 (10MB未満の必要な機能のみインストールされ、一定期間再利用されない
 と自動的に消去される)、様々な状況で利用できます。
・物理的な場所では、NFCタグやQRコードなどをスキャンしてApp Clipを起
 動します。
・物理的な場所以外では、位置情報に基づくSiriからの提案、地図アプリ、ウ
 ェブサイトのSmart App Banners、メッセージアプリなどで友達が共有し
 てくれたリンクをタップする、などからApp Clipsを起動します。

スクリーンショット 2020-09-29 12.38.41

利用シーン
例えば、ユーザーが、コヒーを購入する為に、コーヒーショップに入店したとする。すると、デバイス上に位置情報を元にコーヒーのメニュー表示の提案の通知が来る。承諾をするとメニューが表示され、メニューの中から飲みたいコーヒーを選択する。そして、Apple payに登録してあるカードで決済し、コーヒーを購入する事が出来る。
他にも、レストランでの食事代を、テーブルでNFCタグをスキャンして支払う事が出来たり、レンタル自動車を借りるときに、自動車に付属してあるNFCタグをスキャンして自動車を利用できるようにすることなどが想定されている。このように、瞬間的な体験をユーザーに提供する場合に App Clipの利用をユーザーに促す事がベストだと言われている。

App Clip 設計の際の注意点

・App Clipのインタラクションは素早く、集中して行われるべきである。そ
 の為、目の前のタスクを達成するために必要な本質的な機能に限定する必
 要がある。そして、高度な機能や複雑な機能はアプリに内包すべきであ
 る。
・App Clipをマーケティング目的だけに使用してはいけない。 App Clipは、
 人々がタスクを達成するのに役立つものにしなければならない。
・ユーザーがすぐに利用できるようにする。アカウント制作の要請や、スプ
 ラッシュ画面を入れるなど、不要なステップでユーザーをまたせてはいけ
 ない。
・サービスや商品への支払いを簡単にできるようにすべき。 支払い情報を入
 力するのは時間もかかり、入力間違もよく起こる。 Apple Pay をサポート
 して、支払い情報や配送情報の入力なしで即時購入できるようにする。
・その他にも、プライバシーの保護やアプリの紹介、通知制限の注意点など
 の記載があった。

Widget の概要/使用例

概要
Widgetとは、アプリの重要なコンテンツをiPhone、iPad、Mac上の一目で分かる場所に、小中大3つの中から、好きなサイズで表示することができる機能である。また、iPhoneのホーム画面を下の図の様に、ユーザーごとにパーソナライズする事も可能である。

画像2

使用例(アプリ種類:天気予報 サイズ:小中大)
天気予報アプリでの、サイズ別のWidgetの違いについて
・小サイズの場合は、現在の気温と天気、その日の最高気温と最低気温を表示される
・中サイズの場合は、小サイズと同じ情報に加えて、6時間分の時間ごとの予報も表示される
・大サイズの場合は、中サイズと同じ情報に加えて、5日後までの予報も表示されます。
この様に、サイズに合わせて、アプリの重要なコンテンツが表示される。

Widget 設計の際の注意点について

・Widgetの主な目的はユーザーがアプリ本体を開
 かなくてもタイムリーにユーザーごとにパーソ
 ナライズされた少量の情報を表示することであ
 る。Widgetで実現すべき1つのアイデアを特定
 し、表示する情報の焦点を絞ることが、Widgtet
  のデザインプロセスにおける重要な最初のステッ
 プになる。
・Widgetに適切な情報が表示され、有用である状
 態を維持するために、Widgetは定期的に情報を
 更新する必要があります。もし、これらを達成
 できなければ、ユーザーが一目で分かる位置に
 置いておく必要性がなくなる。
・大胆な色、刺激的な画像、一目で読みやすいク
 リアでくっきりしたテキストを使用し、美しい
 デザインにすることで、ホーム画面をパーソナ
 ライズ出来るようにする。ただし、情報密度が
 高いとみづらくなったり、派手な色を使いすぎ
 ると情報を妨害してしまうので気おつける必要
 がある。イズ出来るようにする。ただし、情報
 密度が高いとみづらくなったり、派手な色を使
 いすぎると情報を妨害してしまうので気おつけ
 る必要がある。
・その他にも、異なる画面サイズへの考慮等を注
 意することも大切である。 fin.



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