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【フィン活③】コーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れる

 とうとう買ってしまいました。コーヒーミル。

 元々コーヒーは好きだったけど、妊娠がわかってからはカフェインを控えていて(1日1〜2杯くらいはコーヒー飲んでも大丈夫らしいのだけど、うっかり摂りすぎたりしそうなのでなるべく飲まないようにしていた)、横で美味しそうに飲む夫のコーヒーの、香りだけを楽しむ日々だった。

 そして、最近ようやくカフェイン解禁となったのでカルディで挽いてある豆を買ってみた。やっぱりいい香り!そしてカフェインレスコーヒーにはないコクが懐かしくて嬉しかった。
 だけど、挽いてある豆は香りがなくなってしまうのも早くて淋しい。冷蔵庫に保管していたコーヒーが、いつの間にかあの香りを失ってひんやりしているのは切なかった。私にとってのドリップコーヒーの醍醐味は、あの香りなのに…。

 そんな私は、いつしかAmazonで見つけた安い電動コーヒーミルをポチっていた。
 化粧水と美容液買ったばかりだけど…kindleで本も買っちゃったけど…。散財はこれでしばらくやめます、という気持ちと共にコーヒーミルを召喚。

 そして結果。
 買ってとても良かった!本当に良かった!
 コーヒー豆は粒の状態からとても良い香りだったけど、コーヒーミルで挽くとぶわっと香りが爆発したみたいに漂ってくる。
 そしてドリッパーをセットして、コーヒーの粉にお湯を注いだとき。粉がモコモコ膨らんでいくのを、初めて見てちょっと感動した。
 たぶん淹れ方もちゃんと勉強すればもっと美味しくなるんだろうけど、私の適当な淹れ方でも十分幸せなひと時を過ごせる味になった。

 夫にも淹れたところ、「なんかすごくいい香りがする」「やっぱり違う、おいしいね」としきりに言っていた。そうだよね、香りが違うよね、とにこにこしてしまった。人に美味しいコーヒーを淹れてあげられることがまた幸せなんだな、と気づいた。

 コーヒー豆は焙煎して二週間くらいが美味しさのピークらしいので、旅先で豆を買って家で挽いて飲む、ということもしてみたい。
 私の目指すフィンランドもコーヒー大国なので、行った際には豆を買って、日本でもフィンランドの味を楽しめたらいいなあ。
 
 ということで、これもフィンランド活動の一環に加えることにしよう。

 

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