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【フィン活】シナモンロールを作る

 ここのところ、フィンランド熱がすごい。
 元々いってみたい国の一つだったことに加えて、年末からフィンランド関連の本を読みまくったせいで、憧れが募っている。昨夜は眠れなくてスマホで飛行機を調べて、思ったより短い時間で行けることがわかってわくわくしていた。
 だけど、「よっし、じゃあ行くか!」というわけにもいかないので、フィンランドっぽいことをしてみることにした。フィンランド活動…フィン活?

 というわけで、手始めにシナモンロール!
 お正月にもらったお餅、親戚にもらったロールケーキ、お歳暮のお裾分けの和菓子など、食べるものがこんもりあるのに、わざわざ手作りするのか…と自問しながら、それでもフィンランド熱の方が勝ってドライイーストやバターを買い込んだ。

 chikaさんの『マイフィンランドルーティン100』という本の中に、簡単なシナモンロールのレシピが載っていたのでそれを参考にしてみることにした。



 夜中に急に思い立ってシナモンロールを作ることがあるというchikaさんのレシピは本当に簡単に作れるもので、発酵も一回だけ。カルダモンを入れるところがフィンランドっぽい。
 生地をくるくる巻いていくところが少し難しいかな、と思ったけど、繰り返し観ている『かもめ食堂』のシナモンロールを作るシーンを思い出しながらやったら案外できた。いわゆる「ビンタされた耳」の形に成形していくのは楽しい。
 オーブンに入れている間に用事で少し出掛けていたのだけど、帰ってドアを開けるとふわーっとパンの焼けるいい香りがして、これだけでも自宅で手作りするかいがあるなあと思った。

 そして完成。

 初挑戦にしては、思ったよりちゃんとシナモンロール!
 ゴルフから帰ってきた夫と、コーヒーを淹れておやつにいただくことにした。

 パールシュガーを省略してしまったのが残念だったけど、焼きたてのシナモンロールはとても美味しかった。
 カルダモンが、粗挽きがなくてパウダーにしたせいか鼻にふわっと香る程度で、シナモンシュガーもたっぷり振ったつもりだけど割と甘さ控えめだったのが反省点。シナモンは、くしゃみしたら煙が舞うくらいの量あってもいいのかも。スパイス多めの方が外国のパンって感じがするし。

 なかなか子供がいる中でのんびりパンを焼いてはいられないけど、これくらいだったらたまに作れるかもしれない。
 そしていつかは、というかできるだけ近いうちに、本場のシナモンロールを食べに行きたいなあ。

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