毎日漫才139 「探偵ドラマ」

探偵ドラマ
ボ「探偵ドラマが大好きなんですよ」
ツ「探偵ドラマいいよね」
ボ「それで最近自分でも探偵ドラマの脚本を考えてて」
ツ「相当好きだね」
ボ「それがドラマ化した時はアナタに主人公の探偵をやってもらおうと思うんですよ」
ツ「俺が主人公やっていいの?」
ボ「旅館で起こった難解な殺人事件を解く探偵役です」
ツ「カッコいいじゃん」
ボ「まず助手が旅館に宿泊してた客を集めるところから始まるんですよ」
ツ「なるほどね」
ボ「👨(名前)さん!旅館の宿泊客を集めました!」
ツ「🕵️‍♂️昨夜谷口さんが何者かに殺害された事はみなさんご存知ですよね?1人ずつお話を伺って行こうと思います。では斎藤さんから」
ボ「🧔俺はやってねえ!確かに俺は谷口に借金があった!でもやってねえ!やってねえんだ!うわー!(逃げていく)」
ツ「🕵️‍♂️ 怪しすぎるだろ!どこが難解な事件なんだよ!」
ボ「👨一応他の方も聞いておかないと」
ツ「🕵️‍♂️絶対アイツ犯人だよ?まあ一応聞いておくか。では次の方」
ボ「😎はあ?俺疑ってんのか?ぶち殺すぞ!確かにアイツは俺と敵対する組の頭だった。でも俺はやってねえ!ぶち殺すぞ!」
ツ「🕵️‍♂️…では次の方」
ボ「👴私が殺すわけないだろう!だが折角の休みを無駄にしているのはもったないない。ここに1000万ある。これでこの事件はなかった事にできないか?」
ツ「🕵️‍♂️…次の方」
ボ「😮私は何もしていない。ですが人はいつか死ぬのです。人を殺すのに理由なんてないです」
ツ「🕵️‍♂️全員怪しい!全員アリバイがある難解な事件とかはあるけど、全員が怪しい難解な事件見たことないから!…まあいい。次の方」
ボ「🕴私は殺していない。神の教えに従っただけだ。この村には生贄が必要だった!(揺れてる)」
ツ「🕵️‍♂️怪しい!ちょっと浮いてる!怪しくない奴はいないのか!?次の方!」
ボ「👩私はやってない!この中に犯人がいるなんて怖い!」
ツ「🕵️‍♂️やっと怪しくない人が出てきた!この人は信頼できるな」
ボ「👩怖い!探偵さん!私怖いわ!
👨落ち着いて下さい林さん!林真澄さん!」
ツ「🕵️‍♂️別の事件の犯人!まったく関係ない事件の犯人もいる!」
ボ「👨被害者の部屋から遺書が見つかりました!」
ツ「🕵️‍♂️なんだって!?なんと書いてある?」
ボ「👨私はこの人生に疲れた。サヨナラ。と」
ツ「🕵️‍♂️自殺の線もあるの!?可能性が広がる一方だ!」
ボ「👨あとあの部屋は3年前に殺人事件が起こり、それ以来不可解な現象が多発する部屋だったそうです!」
ツ「🕵️‍♂️呪いの線も出てきた!難解すぎる!」
ボ「👨そんな部屋に120歳の谷口さんが泊まっていたなんて」
ツ「🕵️‍♂️120歳!?…寿命の線もあるぞ」
ボ「👨とりあえずアリバイを聞きましょう!」
ツ「🕵️‍♂️確かに。全員怪しくてもアリバイのない人間さえ見つかれば犯人は特定できる。谷口さんは21時から22時の間に殺害された。この中で21時から22時の間に谷口さんと一緒にいた人は?」
ボ「👨私です!」
ツ「🕵️‍♂️お前かい!え?お前も怪しいの?」
ボ「👨その時間谷口さんと私は2人きりでした!」
ツ「🕵️‍♂️それは何してたの?」
ボ「👨まあ…。それはちょっと…」
ツ「🕵️‍♂️一番怪しい!仲間も信用できなくなった!」」
ボ「👨最終手段です!」
ツ「🕵️‍♂️最終手段?」
ボ「👨(名前)さんのもう一つの人格を出しましょう!」
ツ「🕵️‍♂️俺のもう一つの人格?」
ボ「👨事件解決の為なら手段を選ばない凶暴な人格ですが、アイツに任せるしかありません!」
ツ「🕵️‍♂️これ俺も怪しいの!?自分も信用できないの!?」
ボ「👨あっ!見て下さいゾンビが現れました!
空からからは人殺しUFOが!
あそこにはナイフ刺し刺しゴジラも!」
ツ「なんだこの事件!容疑者多すぎるわ!結局誰が犯人なんだよ」
ボ「犯人は…お前だー!!!(客を指差す)」
ツ「怖えよ!もういいよ」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?