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Dovetail Box - 初めての箱モノ作り。

学校の前半のセメスターの1番のプロジェクトはボックス作りでした。

このボックスプロジェクトでは特にDovetail joint(日本だと蟻組継ぎというそうですが)を学び、それを元に組み立てます。こちら(欧米)ではとてもメジャーでデザイン的にも人気のあるジョイントの一つのようです。Dovetail jointに取り憑かれてこのジョイントばかりを使って作品を作ってる人がいるくらい魅力的な組み方のようです。

一番最初に練習したDovetail jointから順に並べてちょっとしたメモリアル作品を雑に作ってみました。笑

どんなボックスにしようかいろいろ考えた結果、蓋を額縁のように見立て、油絵画家である祖父から頂いた絵画を蓋の一部にしようと思いつきました。

祖父はもう96歳になりますが、未だ現役画家として元気に絵を描いてます。

祖父に絵画を頂いた時に「絵画は額に入れてやっと完成する。だから早く額に入れてあげて下さい」と言われていて、かなりの間そのまま放置してしまってました。

ということで約1ヶ月半程かけてできた作品がこちらです。

クラスメイトのメディア担当の方が生徒全員の作品をプロ仕様に撮影してくれます。光がガラスに反射して絵画が見えなくなってしまいましたが、綺麗に撮ってくれて感謝です。
蓋の裏側は絵画を取り替えられるようにハードウェアを使わずに木材だけで出来るように工夫してみました。
これがもう一つ同じサイズの絵画です。


額縁の部分と下のベースはルーターテーブルをいろいろ経験してみたかったので、初めてにしてはちょっと冒険したシェイプにしてみました。この部分はそこそこ自分でも良くできたと思います。


ただやはり欠点の方が圧倒的に多い作品になりました。細かい点を言い出すとキリがないですが、指摘された中で1番納得いったのが、蓋の部分のジョイントが全くdovetail jointの役割を果たしてないと言うことでしたね。

作業工程としてはまず4面を組み立ててから蓋の部分をBand sawで切り取るのですが、その際に蓋のジョイントが奇数個になるように切り取る(デザインにする)べきでした。

まぁ初めてのボックス作りにしては良く出来たかなと、自分で自分を褒めようと思います。😆


プロ仕様に撮影してくれたクラスメイトのインスタページは以下です。

クラスメイト、カメラマンKentonのインスタページ

その他クラスメイトの作品は以下のページ。

皆さんそれぞれほんとクリエイティブでオリジナリティ溢れる作品を作成してました。どれも素晴らしい!!

今回のプロジェクトのなんとなくの過程をインスタストーリーのハイライトにまとめてあります。↓↓↓

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