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DCPメンバー募集なのである

kita

いわきFCサポーターグループDCPで、改めてメンバー募集を行っている。
サポーター団体？何をするの？何をしているの？血の掟とかあるの？やだそれ怖い…などという様々なご意見が寄せられているようです。自分の経験を通して、DCPで経験してきた楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったことなどを挙げていきたいと思います。

しかしハードルは高かった

毎試合のようにいわきFCの試合を観に行くようになったのは、2017年の4月頃からだった。転職や義父の急逝などもあり、ばたばたとした日々が過ぎ去り、ふと思い出したようにいわきFCフィールドで行われたリーグ戦を観に行った。新聞やネットでいわきFCの情報は随時確認していたが、日々の慌ただしさと「どうやったら観れるのだろう」という極めて単純な疑問を解決できず、実際に試合会場に来るまでに1年近くを要してしまっていた。以外にハードルは高かったのである。

初めて観た試合は衝撃的だった。
目の前を駆け抜ける選手たちの息づかい、ボールを蹴る瞬間の太い音、そして既に「応援団」的に集まったサポーターたちが太鼓を打ち鳴らし、チャントを歌いながら選手を鼓舞する。中でも日本代表で使われるチャント「VAMOS NIPPON」というド定番のチャントが流れてきた時に、あぁいわきにもこんなクラブが出来たんだ、こんなサポーターの人たちがいるんだ…という強烈な思いが沸き上がり、泣きそうになるくらい感動したことを今でも覚えている。

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いつの間にか仲間に

強烈な思いを抱いたままブログにいわきFCを書き連ねる中で「仲間に入りませんか？」とお声がけいただき、いつの間にかメンバーに入っていた。いつメンバーになったのだろう…思い出しても「ここ」というのが自分でも分からない。

DCPの仲間になった！とは言いながらも、では何をするのか。諸先輩方()の動きをじっと見る。試合開始前にはダンマクを運搬し、フェンスに掲出する、試合が始まればチャントを歌い選手たちを鼓舞する…いや「ダンマク」も「チャント」も「コルリ」も意味なんて分からなかった。知ってたような顔しながらGoogleで調べましたよ。リーグ構成やどうしたら昇格出来るかなんかも、全部調べた。地域CLも調べた。知ったかぶりしてたけど、Googleだけが頼りだった。でもサポーターグループでの応援は無茶苦茶楽しかった。訳が分からんくらいの熱い思いを持ってる人たちがいっぱいいた。そして試合会場で名前も知らないけれど、いつも会って挨拶する人たちが増えていく度に、試合と同じくらいの大きさで彼らに会って楽しい時間を過ごすことが楽しみになった。

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ホームもアウェイも仲間がいると楽しい

アウェイ戦も楽しい。地元から遠く離れた場所で、いつものメンバーに会う。これがまた凄く楽しいのだ。とは言え、仕事の関係もあってなかなかアウェイに行けない自分。それでも印象に残っているのは、女川、弘前、武蔵野、米沢、ひたちなか、にかほで行われた試合。いずれも多くのいわきサポが現地に集まった。勝手の知らない土地で、不安なこともあるけどサポーター仲間の顔を見つけるとほっとする。「向こうにコンビニあったよ」そんな何気ない会話が、凄く心地よいのだ。勿論、他クラブのサポーターさんも同じだろう。

「サポーターの朝は早い」をキーワードに、早朝から地元を出発するサポーターたち。いわきサポも例外ではない。自分を振り返ってみると、会場に着くのが遅れるのが嫌だということと、途中途中立ち寄りながらゆっくり出かけたいということと、深夜好きな音楽を掛けながら車を走らせるのが好きだったりするので、ご多分に漏れず早朝はおろか夜中に出発することも多い。

一番早く出たのどのくらいだろうと思ってGooglemapのタイムラインを見たら、午後11時20分だった⊂⌒~⊃｡Д｡)⊃

日立おさかなセンターまで下道で行き仮眠しようとするも、集まってた若者たちの「それ水戸の〇〇だっぺよwww」とか言う深夜の騒ぎで眠れず友部SAに移動。友部で2時間半ほど仮眠した後は下道でつくば、しもつまを経由して4号線へ。そのまま練馬のコンビニで朝食を買い、武蔵野陸上競技場着が午前9時。色々なコンビニや道の駅に寄ったり(深夜だけど)楽しいドライブ。

ひんな疲れも、集まってきたサポーターの顔を見ると吹っ飛ぶんですよマジで。

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誰もが自由に楽しめる空間を

「1人で試合とか行くのもなぁ…」という方の受け入れ窓口として利用していただいて試合会場に来ていただき、声出しが楽しそうなら加わってもらい、スタンドでじっくり観たい時にはじっくり見ていただく。そんなそれぞれの観戦スタイルや応援スタイルを重視してくれるこのサポーター団体が、自分は凄く好きなのだ。まずは知り合い作って一緒に盛り上がってみませんか？

あ、もちろんどこかの団体に入らなきゃダメってことでは絶対ないです！自由にいわきFCを、いわきFCの応援を楽しみましょ！

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色々考えましたが、冒頭に書いた悲しいことはありませんでした(笑)




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