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Twitterで紡ぐヴィアティン三重戦

いわきFCは22日、ホームいわきGFでヴィアティン三重と対戦した。
1対1の引き分けとなったが、ともに昇格に向けて希望は残した。決着はつかなかったけれど、魂と魂がぶつかる、本当に素晴らしい試合だった。

ヴィアティン三重と4年ぶりの対戦

いわきFCを追いかけるサポーターに「悔しかった試合は?」と質問したら、2016ヴィアティン、福島ユナイテッド、2017アミティエ京都(現・おこしやす京都AC)、2018ソニー仙台あたりを挙げる人が多いんじゃないかと思う。あの時、ヴィアティンに敗れたことで県2部からの飛び級JFL昇格の夢は断たれた。2017年のアミティエ京都も同様だった。翌2018年からは地域CL出場条件が「各地域1部リーグ所属クラブ」のみと変更になったことから、必然的に地域1部=東北1部リーグを経由しなければならなくなったが。4年が経過して、ようやく同じディビジョンで対戦することが出来た。あの時の「借り」を返す場という思いを抱いたサポーターも多かったに違いない。

それは借りなのか

「あの時の借りを返す」
言葉としては正しい。
ただ、自分はヴィアティン三重に恩を返したかった。決して悔しさの裏返しではない。もっと正直なことを言えば、自分はヴィアティン三重というクラブとサポーターに憧れていたのだと思う。JFLでありながら、他地域に大勢のファンを持つ。そしてその中心にはサポーターがいる。試合を観たことがなくとも、自分にとってヴィアティン三重というクラブは一種、目指すべき場所のように思っていたのだ。くっそ、自分たちにだって出来るはずだという目標。
だからこそ、この4年間でいわきFCというクラブが、サポーターがどう成長してきたのかを逆に見てほしかった。

試合周辺雑感

とかなんとか置いといて(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾
なぜか朝8時台に会場に到着すると、既に数名のサポーターが。

おっと早くも新潟から来たというヴィアティンサポさん٩( ''ω'' )و
オレンジのレプユニがカッコいいぜ。というわけで、ヨシさんとともに少し会話。「お手柔らかに」「いやいやいやいやお手柔らかに^^」。和む。そして続々と集まってくるヴィアティンサポさん。我が軍は自分を含めて数名。そしてTwitterでよくお見掛けする顔もチラホラ。人見知りで人一倍恥ずかしがり屋さんなアテクシ。何人かの方に「こんにちわぁ^^」というくらいが精いっぱい。

この日はバスドラ、スネア、ダンマク入りキャリーバッグを車に乗せてきたこともあり、自由席入口までえっちらおっちら運搬する。「エッチ」なのは理解しとるけど、「オッチラ」って何ぞや。パンチらみたいなもんか。
で、太鼓類運搬し終わった頃には自由席入口付近がかなりジャックされとる。さすがのアテクシも「お口チャック・ウィルソン」せずにはいられない程に既にヴィアティンサポさんでジャックされとる状態なわけよ。いたたまれなくなりスタグルを求め、一時名誉ある撤退(; ・`д・´)ノ

いやぁ今節も凄い賑わいだ(*´з`)
スタグルを買っていた嫁さんから豚丼大盛りを受け取る!
これで勝つる!!!!我が軍には豚丼がある!!!!

意気揚々と自由席入口に戻る。
ん…何か臭うぞ!!

これか!!すぐ横で作業を見守りながら、ラッカースプレーの臭いを嗅ぎ、僕は中学生時代を思い出していた。なるほど敵もやりよる。

そしていよいよ開門。

さるりさんの作成したウェルカムボードが掲げられた入口から、右手ホーム側へ向かい。いつものようにダンマク&太鼓セッティング。
今日はバスドラ1台、フロアタム1台、小太鼓2台、スネア2台という大所帯٩( ''ω'' )و技術のなさは数で補え!の精神でやらせていただいています。んでもって金澤翔子ダンマクの設置も完了。ダンマクの下に入ってフェンスに紐で結ぶ時って、肩が痛くなるんですよ40代は。そういや、数日前のTwitterに「いわきサポは高齢者が多かったけど、最近は幅広くなってきた」とかあった気がΣ(; ・`д・´) うちも若いサポーターが増えてきたなぁ…本当に嬉しい。あと10年、20年後を託せる若い世代もっともっとщ(゚Д゚щ)カモーン 

というわけでセッティング終了したので、弁当タイム
ほーーーん(*'▽')

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ヒーーーーハーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ食わない奴バカだろwwwwwwwwwwwwwwwってくらい美味い。

選手アップ開始。いやぁ…やっぱバイロンカッコいいわぁ。
などと言いながら、試合開始を松たか子。

試合開始。
試合内容は他の方がいっぱい書いているだろうけど、少しだけ。
本当、なんか感動する試合だった。FC大阪戦に近い印象。互いにノーガードで打ち合い、同時に必死に泥臭く守る。両チームともあと一歩、あと数センチが足りなくてゴールを奪えなかった場面もあり、カタルシスの解放―というわけにはいかなかったけれど、これもサッカー。まさにサッカーだったですね。

そしてこの日は、現時点でJFL最大の来場者となる1828人
これはもう本当、嬉しい。当日朝になって「やっぱり行く」と電話が来た嫁さんみたいに「あ、今日行ってみるか。友だちも行くって言ってたし」くらいのライトな感覚で来てくれる人たちがいるからこそ、この人数となったはず。その人たちが、この肉体がぶつかり合う好ゲームを観て何を感じてくれたかが、勝敗より一番大事なのではないかと思うわけです。もちろん、対戦相手がヴィアティンだったってーのもあるよね、うん。

個人的にはヴィアティン三重、おこしやす京都(当時・アミティエ京都)に敗北し、飛び級を使えなかったことで、結果的に今の集客に繋がっている側面は否めないと感じています。なので自分はヴィアティンサポさんには…

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というのは冗談(笑)
でも飛び級が使えなかったこの間、しっかりと地元、東北、関東他から多くのサポーターを固めてきたんじゃないかなぁ…と思っていて、この1800人を超える観客はいわきから三重への恩返しなような気もするんですよね。熱量やゴール裏の楽しさとか、学びあって高めあって、上の舞台で対戦することになったら、試合は熱く、終わったらノーサイドでまたやりたいなと個人的に思っています。


対戦相手サポさんが退場する時に、誰からというわけでなく手振って拍手したり「そら引き分けだったからだろ」って側面もあるだろうけど…なんかいわきサポらしい文化って出来てきてるのかなぁと感じた1日でしたですよ。


そして戦いはまだ終わっちゃいねぇ!!!!!
次週2020ラストゲーム!勝って締めくくろういわき!

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