聖女は剣聖と呼ばれて

こんにちは、keith.wです。
趣味のラノベの短編です。
中にPDF入っていますので、ダウンロードしてみて下さい。
個人出版なので、ご批判はお断りしておきます。
一万五千字程度のハイファンタジー短編です。
(なんどか改稿しました)
以下、あらすじです。

〇  
 勇者は不老不死の決戦兵器。魔王を討伐すれば永遠に戻れない光の牢獄に幽閉される。
 英雄は勇者の露払い。魔王の玉座までの道を切り開き死んでいく。
 魔王は一族を守るために勇者に抗い、神々は彼等の代理戦争を見て笑い、泣いて満足する。
 聖女は――???
 聖女は人々の心を掌握し、信仰心を高め、神の偉大さを‥‥‥その神力を集める存在。

 勇者と英雄と共に戦い、魔王を討伐した。
 英雄は力尽きて死に、勇者は脅威だからと神々により異世界に幽閉された。
 ゲームの駒、そう人類を揶揄する神々に聖女は反旗をひるがえすことにした。
 そして、ある一振りの剣が彼女に語り掛けた。
 はるか古代に、数万の神と魔の軍勢をたった一人で退けた剣聖と呼ばれた男の剣。
 剣は彼女に語り掛けた。。
「聖女はやめるか?
 なら、剣聖になればいい。神も魔もぶった斬れ。
 理屈なんかいらねーよ。だが、神殺しの汚名は背負うんだぜ?
 俺のようにな?」

 こうしてその剣を手にした時。
 聖女はいずれ剣聖と呼ばれる存在への一歩を歩みだしていた。


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