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あしたのために

はじめに

こんにちは。
今回のテーマは『あしたのために』です。
リクエストにお応えする回となります。

先日、質問箱にこんな投稿をいただきまして。

子供達へのあしたのために
それを書いてはどうか、と。

まず「あしたのために」を説明しましょう。
出典は漫画『あしたのジョー』。
国民的ボクシング漫画です。
古い漫画なので、若い人は知らないのかな。

物語は以下の様。

ひょんな事で出会った主人公・矢吹丈と、
後にそのトレーナーになる丹下段平との物語。

彼等が出会った直後に、
矢吹は留置所に入れられて、
そこで丹下段平から手紙を貰う訳です。

その内容こそが、
あしたのために(その1)=ジャブ=」です。
実際にその場面がこちらになります。

あしたのために(その1)

ジャブについて、詳しく書かれていたのです。
「えぐり込む様にして打つべし」なんて、
格好良いですね。皆で真似したものですね。

そこから矢吹丈のボクシング物語は始まるのです。

要はこれを僕がやってみようということ。
丹下段平の様に。

実際に漫画「あしたのジョー」の中では、
その1とその2は詳細に物語内で語られ、
その後はその5などがちょろりと話題に出る程度。
設定では「あしたのために(その15)」まで、
存在していた様ですね。

そこに僕も挑んで行きましょう。

実は、以前にも、
似た様な内容のnoteは出していまして。

でも、前回のものは、
ジュニア指導者向け」であったし、
そして「ジュニア保護者向け」でも、
ありましたからね。
その記事の内容の対象はU12です。
ここに紹介しておきます。

こちらは、今現在、現場にいて、
「13歳からでは間に合わない感」を痛感し、
だからこそ、その提言として、
「12歳までに学んでおいて欲しいこと」と、
“中学年代に入って来るまでによろしくね”
という内容になっています。

今回は更に“13歳以降により学んで行こうね”と、
僕が普段から教えている事を深掘りして行こう、と。
そういう意図で書いて行きます。

13歳の愛弟子に贈る、あしたのために」と。
うん。そういうのがあって良いかな、と。

それならば、今、ここで、
新しく子供達向けに語ろう。

あくまで書き方は“子供達へ向け”ですが、
実際の所は指導者や保護者や観戦者など、
皆さんに楽しんでいただけたり、参考になればと、
そういう内容になってもいます。

勿論、紹介していることが、
僕の教えている事の全てではないのですが、
12歳でサッカーのベースがあって、
うん。その先で更にこれが重要だよね
”と、
僕が思うものを15項目集めてみました。

サッカーのスキル面は勿論、
それ以外のことまで厳選しました。

素晴らしい選手になる為に、
導く為の手引書になれば最高です。

一応、内容の設定も確認しておきます。
先述の通り13歳以降向けにします。
街クラブっぽくなるのはご愛嬌。
その舞台の指導者ですから。

13歳の少年達が、
ジュニアユースになって、僕の手元に来る。
そこで僕が指南する内容という事にします。

漫画「あしたのジョー」の中でも、
矢吹丈が丹下段平に出会ったのは、
恐らく15歳だか16歳だそうです。
同じ様な年代です。
少年を青年に導く指南書ということ。

本格的にサッカー選手として、
飛躍して行ける様に贈る言葉です。
「今後こういう事を学んでいこう」と、
そう指し示す内容にしたいと思います。

漫画「あしたのジョー」は、
とても硬派な漫画でした。

ですから、今回の内容も、
硬派にピリッとした物にします。

僕の真髄や奥義の部分も、
惜しみなく紹介して行きます。

是非、そこから学びとって、工夫して下さい。
あしたのために。

それでは、はじまり。

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