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受験戦略講義 第1講  受験の戦略の入門で満足するべからず

今ある受験戦略の本を例えると、「九九」

今回から、受験の戦略についてシリーズとして書いていきます。名付けて「受験戦略講義」です。

世間では、「戦略」という言葉が流行っています。
何から何まで「戦略」という言葉を使えば、確かにそれっぽくカッコよく聞こえますが、そういうモノのほとんどが、何となくで「戦略」という言葉を使っています。

例えば、「戦略」と「作戦」と「戦術」の違いをハッキリ言える人はどれだけいるでしょう。ノルマンディー上陸作戦は、なぜノルマンディー上陸「戦略」ではないのか、言えるでしょうか。
「戦略」も「作戦」も「戦術」も戦略学の用語ですから、ちゃんと定義があるのです。

しかし、例えば私の手元にある「受験の戦略」と冠する本を何冊かパラパラとめくっても、大抵は
・目標点を設定せよ!計画を立てろ!
・この時期には、〇〇という参考書を使え!
・問題集を〇〇周解け!
・ノートの取り方はこうしろ!
などが書かれてるものばかりで、大差ありません。

私も、目標点を設定することは大事だし、問題集や参考書の使い方、ノートの取り方などは大事だと思いますが、「これが戦略の全てだ」と言われても首を縦に振れません。
例えるなら、「平仮名が書けるようになったから国語をマスターした」とか、「九九こそ数学なのだ」と言っているようなもの。初歩だと思ってください。

しかしながら、それでも知る機会や環境に恵まれない生徒にとっては、そういうノウハウがバイブルになっているようですから、なかなか実戦的な受験の攻略法は世間に流通してないんだなと思います。(ボヤキ)

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