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リカバリーの為の『コンプレッションウェア』

こんにちは!

コンディショニングコーチの寺田です。

今日は少し?専門的な内容で

・リカバリーの為の『コンプレッションウェア』

というタイトルで書いていきたいと思います♪

コンプレッションウェアって?

『コンプレッションウェア』と聞いて、

『あーあれの事ね』という方は『なかなかやるなぁ(笑)』というのが個人的な印象ですが、

コンプレッションウェアとは『SKINS』に代表される

足全体やふくらはぎに履いて身体を締め付ける服の事

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(選手が履いているのを見た事がある方もいるかも?)

今日はそのコンプレッションウェア(英語ではCompression Garments) と
リカバリーの関係についてですね。

SimpliFasterというサイト

SIMPLIFASTERという海外のサイトで面白い記事があったのがきっかけなのですが、それがこちら。

The Role of Compression Garments in Performance and Recovery
パフォーマンスとリカバリーにおけるコンプレッションウェアの役割とは

Compression Garments とは直訳すると『圧迫する衣服』

私はリカバリーの為に選手がつけているのは知っていましたが、

『どういったメカニズム』でリカバリー、つまり疲労回復に効果があるのかが、イマイチ良くわからないですし、
イメージできなかったので個人的にも試してこず

選手にも個人的にはあまり薦めてもきませんでした

なので、聞かれたら『悪くは無いだろうけど正直分からない』ぐらいの答えだったんですよね。

記事の内容

そんな中で、たまたま見つけたのが上記の記事だったのですが、

読んでみると

”The strongest evidence supporting compression garments comes from their influence on post-exercise recovery.
コンプレッションウェアをサポートする最も強いエビデンスは運動後のリカバリーへの効果から来ている”

と書いてあって

『エクササイズの後のリカバリーに効果がある』

というのはかなり支持されているそう。

2013、2016、2017のメタ分析(色んな論文を集めて書かれる論文)で示されている様で記事にはリンクも貼られています。

ただ、やっぱり何故か?はわかっていない様で

『it’s unclear why compression garments enhance recovery
何故、コンプレッションウェアがリカバリーを強化するのかはまだ明確では無い』

とも書かれています。

一応仮説としては

腫れる為のスペースが無いからでは無いか?とか

Venous return(静脈還流: 静脈で血が戻る事)を助けるのでは無いか?

などが言われているようですね。

他の論文では

『被験者がつけている事を分かっているのでプラシーボもあるかも』

と書かれていますが、

たとえプラシーボ(思い込み)だとしてもリカバリーに良いなら良いですよね♪

まとめ

これまでは効果に少し懐疑的だったコンプレッションウェア。

今回のブログを読んでみてリカバリーに良いらしい事が改めて確認できたので(悪い影響も無い様子)、

元ネタの論文を読んだり自分で試したりしてみてから選手に勧めたいと思います。

ジュニア選手に必要か?と言われると微妙ですが、興味がある方は試してみては?

カッコイイですしね(笑)!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

宜しければスキやフォローをお願い致します♪

編集後記: 

練習が始まって1週間が経ちました。

色々あった怒涛の1週間でした(笑)。

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