採用したいならSNSを使い倒せ

株式会社リソースクリエイション 代表取締役 髙田 桂太郎です。私は11年間採用コンサルティングに携わり1,000社以上と直接取引をしてきました。

この実績から自分の会社を創るなら、絶対採用に苦労しない会社を創ろうと、初めからSNSに力を注いできました。

結論から言うと、大成功しています。30名規模の当社ですが、新卒は1,900エントリー、中途／営業職の募集でも300名超えの母集団を確保でき、採用が成功しています。

今回の内容は、経営者、人事にとって最も重要な内容です。採用を本気で成功させたいなら必ず最後までご覧ください。

本当にSNSを活用するだけで企業の採用力が大きく変わります。騙されたと思って、SNSを使い倒して欲しいです。

当社実績＝SNSを強化した2年間で、応募数は20倍、内定承諾率は90％以上を誇る会社になりました。結果は業界でも最高水準であることを自負しています。

なぜこのような状況を作ることが出来たのでしょうか。

ただ求人広告に載せているだけでは採用はうまくいきません。戦略的にSNSを活用することが、爆発的な効果を得る秘訣です。

20代のSNS利用者数

総務省のデータによると、20代のSNS利用者数は90.4%となっています。SNSがいかに生活の一部となっているかがわかります。

中でもInstagramは、国内月間アクティブユーザー数が3,300万人。20代の利用率は64%と、かなりのシェアを占めています。（https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/html/nd242120.html）

企業アカウントとしてSNSを活用する最大のメリットは、企業名の認知拡大に繋がる事です。就活生の中には、求人と併せてSNSで社名を検索する人が8割以上いるというデータが出ています。（https://hrzine.jp/article/detail/3616）

生活の一部として利用しているユーザーが多い中で、企業の魅力を発信し、効率よくターゲットに届く方法で求職者へアプローチすることが可能です。

ちなみに当社では、Instagramが8,926名、TikTokは15,136名の方にフォローしていただいています。今では月間196万人に見てもらえるほど、SNSで拡散出来ています。知名度が上がったことによってInstagramからDMで応募が来るような状況を作ることを実現できました。

なくてはならない存在に

昨今、SNSはZ世代※の間で日常的に利用されるツールになりました。私は、現在36歳ですが、会社でInstagramを始める3年前までは、若者が使うものだという固定概念があり、SNSを全く利用していませんでした。しかし、今ではなくてはならないツールだと身をもって実感しています。
※Z世代…25歳～11歳（1996年～2010年生まれ）

■人材会社が人材不足
リソースクリエイションを2015年に設立したときは創業メンバー5人でマンションの一室を借りて稼働していました。

求人広告を取扱っており、企業の人事には「採用していきましょう！」と熱く語っていましたが、実際自社には全く応募がなく、新たな人材が集まらなかったんです。

世の中に沢山企業がある中で、あえて創業歴が浅く、狭いオフィスのベンチャー企業で働こうとはなかなか思えないですよね…(笑)

では、どうやって人を増やしていったのでしょうか。

毎日のように仕事が終わると創業メンバー5人で飲みに行き、2軒目でダーツやナイトクラブで朝まで遊ぶ日々。最初は面白半分でSNSに「仕事」と「遊び」を全力で楽しむ会社として、日常を投稿していました。

とある日、面接時に言われた一言で目が点に。(笑)
「どうしても貴社のような雰囲気の会社で働きたいです！！」

………ええぇ！？なんだって（ﾟﾛﾟ）！？

最初は、その言葉が信じられず、夢かと思いました(笑)

どうやらSNSを見てきてくれたそう。そこから、SNSの更新にドライブをかけると、高い熱量をもって面接に来てくれる方が増加しました。

中途採用の応募数が2年間で20倍

SNSを見て、会社のファンとして面接に来てくれる方が増え、なんと応募数が2年間で20倍に！！最も驚いたのが、2021年の329応募のうち、84%が20代でした！

新卒採用は1,900エントリー超え

新卒採用は、2年間で6倍も応募数が増加。3名の募集枠に対して1,900名以上の方に応募をしていただきました。新卒採用を始めた2019年は、306名の応募数だったんです。この急増具合、信じられませんよね(笑)

今では、説明会参加者の9割以上の方に、「SNSを見て、貴社の社風に憧れています。」と言っていただける状況です。

まとめ

企業は往々にして、採用を成功させるためには、時代の流れに併せて採用手法をアップデートする必要があります。

弊社の事例のように、SNSで社員の顔や、社内の様子を発信することで、求職者に効率よく自社の魅力を伝える事が出来ます。

そして、本当に求めているターゲット層からの応募が増え、採用が成功しやすい状況を作ることが出来ます。

まだ、SNSを積極的に活用していない経営者や人事は、今からでも遅くありません。少しでも若者のトレンドを取り入れ、SNSを活用することが、採用を成功させるためのカギになります。