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EinsteinAnalytics同好会 #2 イベントレポート書いてみた!!

「コミュニティ用務員のおじさん」を自称するフクイです。

今日は2020年9月29日19時からオンラインで開催されたEinsteinAnalytics同好会の第二回イベントに参加したので、またまた調子に乗ってイベントレポートを書いてみました!!

なんでこのところイベントレポートをこんなに書いているかと言うと、実は事情がありまして、・・・この年齢になると勉強会に参加してもなかなか頭に入ってこない、特にツィートに夢中になると思考が中断されるというかなんというか・・・

でもイベントレポートしようと思って、メモ・・というかグラフィックレコーディング的に書いてみたやつ・・・を書くとけっこう頭に入る。やっぱり人間って書くという事で脳に記憶されやすい。そしてレポート書くぞ!という意気込みというか義務感が、聞き漏らしなく聞けるという事がわかり・・・最近はLTするよりアウトプットになるかなという事もあり・・・とにかくやってみる事にしています。

1.EinsteinAnalytics同好会について

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オープニングのコミュニティ説明はHENNGEのイタガキさん。いろんなコミュニティで見かける方ですね(笑)

最初は今日の予定

■19:00-19:10 EinsteinAnalytics同好会について /HENNGE 板垣さん
■19:10-19:25 EinsteinAnalyticsのはじめかた(ライセンス&体系の話):
 株式会社セールスフォース・ドットコム ソリューションセールスエンジニアリング本部
 Analytics Specialist 木浦 武志 さん
■19:25-20:15 事例紹介:クリエイトワン株式会社 金子 侑樹 さん
■20:15-20:25 西山さん Dataprepさわってみた
■20:25-20:35 みなはすさん&板垣さん「第1回 EinsteinAnalyticsあの実装どうやるの?」
■20:35-20:40 告知&記念写真

このEinsteinAnalytics同好会はSalesforce社が提供するAIと連携したBIツール「EinsteinAnalytics」のユーザーによるコミュニティです。SalesforceUserGroup配下のコミュニティではなく独立系のコミュニティです。とはいえそんなコミュニティでもSalesforceの「中の人」が参戦してくれるなんて素敵ですね。

このコミュニティは今年の5月がスタート。このご時世なので第一回からオンライン開催です。第一回は主に運営メンバー中心のLT大会だったようです。第1回の参加者は40人超!今回はさらに増えて60人超です。connpassのサムネイルがなかった謎っぽいイベントだったにも関わらず、結構すごい数の参加者です。アンケートで参加者の場所を調べてみましたが、関東周辺が半分くらいでした。でもいろいろなとこからの参加は楽しいですね。


2.EinsteinAnalyticsのはじめかた

木浦さん

トップバッターは「中の人」の木浦さん。今回は製品の位置づけとか価格とかの紹介が中心の話です。気になったトピックだけ紹介します。

まずアインシュタインというのはSalesforceのAI、キャッチコピーは「スマートなCRMアシスタント」・・・いろんな製品や機能がありますが、そのなかでBIツールとしてのアインシュタイン・アナリティクス、AI機能のアインシュタイン・ディスカバリー、アインシュタイン予測ビルダーがセットになった製品です。その中でBIのみ、AIのみ、AI+BIの製品があります。他のBIツールとの差と言えなやはりAIのインサイトが使える事、そしてすこしやさしめの操作といった感じでしょうか。

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しかもAI+BIのProだとデータ容量がなんと100億件!!・・ふつうの会社では使い切れないキャパシティですね。

さらに紹介は関連商品のB2BMAとEA for Community。B2BMAはMAツールのPardotとの連携サービス、そしてEA for CommunityはBI+AIの機能をお客様や取引先にセキュアに提供できるサービス。これは凄そう。

事例紹介は2つ。まずは卸業のあらたさん。卸の扱っている取引から得られたインサイトをメーカーさんに提供している事例、そして二つ目の事例は工作機械メーカーのアマダさん。こちらはIoT的な取り組みで機械で切削した面の画像から診断した結果をお客様に手匡している事例。どちらもすごいです。まさにDXと言える事例です。

そのほかの紹介としてはイベントモニタリングとの連携。これは使っているので個人的にも興味深い話でした。

木浦さんの資料

アインシュタインチートシート


3.事例紹介:クリエイトワン 金子さん

今日のメインは先日行われたSFUG CUP2020で3位に輝いたクリエイトワン株式会社の金子さん。

クリエイトワンさん前半

クリエイトワンさんは名古屋にある女性の髪につけるエクステのメーカーさん。中国に製造委託したエクステを契約した美容院に卸しています。Salesforceは社内とお客様である美容室と両方で使っています。社内ではお客様に向けた活動の内容、美容室は総売上とエクステの売上、来店者数だけを入力。このお客様に入力してもらったデータを元に、ほかの様々なデータと合わせて、お客様の経営に関するインサイトをEA for Communityを使って提供しているとのことです。ちなみにライセンス料はお客様とのコンサル契約の費用の中に含まれているそうです。

元々アナログな世界の美容室の人たちに入力してもらうのは大変で、入力をスマホから最低限に抑えて、さらに情報を提供してみせてやっと入力してもらえるようになってきたとのことでした。

クリエイトワンさん後半

さらに今は昔はFAX中心だった注文をWebに変えたそうです。それによって問い合わせがずいぶん減ったとのことで、それだけでも効果はあるのですが、今は他のツールと連携して納品書などの帳票発行や入金管理まですべてデジタル化しているそうです。凄い。

さらに社内の活動もお客様に開示するとか、お客様同士のコミュニティを構築するとか・・・そこから物売りではなく経営コンサルにまでつなげていくって・・・もう本当にDXです。

これで自社の売り上げが3倍、お客様の売上も急上昇なので本当にWinWinです。

まさに「アナログな美容業界をデジタル化しHappyに!」ですね


4.Dataprepさわってみた 西山さん

西山さん

LTテーマはβで提供されているDataPrepについて。

こちらは資料が提供されています。

DataPrepはデータ準備ツールであるレシピとデータフローが統合されたもの。まずは紹介の後、自分でチャーン分析データセットを作ってみたとのテーマです。

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やってみた結果、まだまだ改善の余地ありとの結論ですが、それでもみんなで育てましょう!という話でした。こういうの大事ですね。これがベンダーとユーザーの良い関係ってやつですね。


5.第1回 EinsteinAnalyticsあの実装どうやるの?みなはすさん&板垣さん

あの実装

次はみなはすさんと板垣さん。

いくつかの応用事例から2つのやり方を紹介。

1つ目は4月開始の年度区切り神してみる実装。

標準だと1月開始なので、今まではJSONとか使って苦労して実現していたのが、今は設定だけでできるという実装を具体的に紹介してました。進化してますねぇ。というよりも説明がわかりやすい。この部分だけでいいので動画とか欲しいです!

2つ目は100億行のデータ容量を使って標準では1年半で消えてしまう変更履歴を自動的に保存する実装例。まったくAIでもBIではないですが、これはいいですね。さらに中の人の木浦さんからのコメントでイベントログも保存できる話もあり、ちょっと心が弾みました。


6.懇親会と全体の感想

そこからはゆるーい感じの懇親会開始、イベントの感想から、イベントの方針の話、そして関係ない話までいろいろ盛り上がりました。なんでも次回はあの「こしゃか様」が登場するらしいです。

普通のBIツールでも活用事例とかTipsは非常に役に立つのですが、このEinsteinAnalyticsはもっと応用が広がるサービスなので、こういった場で情報共有するのって大事ですね。


最後に告知です

MAツール「Pardot」の初心者向けイベント Pardot Rookie Group #2

    10月27日

Salesforceユーザーグループの祭典 JapanDreamin2021オンライン

 来年1月30日

です皆さんよろしく


最後


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