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Salesforce×Tableau コミュニティ#1 超遅ればせながら要約

先週にSalesforceのコミュニティカンファレンス「JapanDreamin’2021」が無事終了しました。とても楽しかったし、自分のコミュニティの原点はSFUGだなとおもいつつ・・・いう事で、ちょっとSalesforce関係のコミュニティの動画を見ることにしました。・・・でTabforceとSalesforceのコミュニティであるTabforceの記念すべき一回目の動画を元にレポートします。

<動画はこちらです>



会の趣旨について 吉田 裕宣◆株式会社HR Force

前回(第0回)はTableau、Salesforce両社の協力の元開催されましたが、Tableauのユーザー中心に参加していただきました。今回はSalesforceのユーザー中心ですがなんとconnpass申込数が146名になりました!

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この「Tabforce」は双方のコミュニティに参加してきて、お互いがもっと知っていたら(混ぜたら)もの凄く面白いと思ったから、業務処理を実現できるSalesforceとデータ分析ができるTableauお互いのユーザーがお互いをもっと知ってほしいと思ったからです。

このコミュニティはユーザー目線でサービスを知ることが出来るよう、そしてふりかえってみることが出来るコンテンツの提供。1~2か月に一回の開催のペースで開催を予定しています。

今日は、3つのテーマです。Tableauの歴史や思想・・・これはユーザー支店とはいえ、いままでで一番響いたと感じたTableau社の浦田さんから、TableauにはDAYASaberというユーザー主導の資格があります。これを大学在学中に取得した菊地さんから、最後はユーザーとして両方をがっつり使っている事例を紹介します。

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Tableauの歴史・文化・思想・機能 浦田 直也さん◆Tableau, A Salesforce Company / カスタマーサクセス

Tableauの歴史はスタンフォード大学での分析力向上プロジェクトが起源です。そこで創業者の一人、ChrisStolteはそこで当時のBIが分析の基本サイクル(仮説・実験・発見)が考慮されていないことに気が付きました。データ処理が大変すぎてグラフで表現するところまでうまくつながっていませんでした。

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そこでもう一人の創業メンバーPat Hanrahan(Pixar創立メンバーで有名)がコンピューターグラフィックスとデータベースを一つに融合したVizQL(Tableauの基本技術)の実現を果たしました。

今回をきっかけに皆さんにTableauの世界に飛び出してもらおうとおもっていましたが、Salesforceと同様にTableauの技術がそれを習得した人の事情価値をあげている事が紹介されています。

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次に「行動とデータの関係」について話をすると、Tableauのビジュアル分析によって「行動の量や質が向上する」「意思決定のスピードやコミュニケーションの質向上」「作成工数が減りより深い分析ができる」「習得するデータの明確化」が実現します。

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逆に良くないケースとして「既存のレポートをそのまま作って」とか「このデータをいい感じに分析して」というのがあります。これは目的の視点が無かったり、データと行動が結びつかなかったりと・・・期待する成果を生み出せず、疲弊してしまったりします。ビジュアル分析は実際にはのサイクル状であって手戻りを何回も繰り返して、とりたい行動に近づいていく・・・このプロセスに最適化されているのがTableauです。

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意外と知らないTableau勉強方法 菊池 瞳さん◆デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

菊地さんは大学院在学中のインターンからTableauの学習を始め、今はDATA Saber*を取得しています。本日はTableauの学習を3つのStepにわけて説明します。

Step1:ドラッグ&ドロップで基本的なグラフが作成できる

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やりたいことがあったらググって解決~Tableauはユーザーが多いので日本語で検索してもだいたいは解決できます。

最初の一歩はハードルが高く感じるため社内やユーザー会でメンターを見つける。

Tableauのユーザー会への参加方法は

TECH PLAYで探す・・・(connpassにはあまりないですね)

Japan Tableau User Group(JTUG) から探す


Step2:業務上で問題なく使いこなせるようになる

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基本機能をまんべんなく学べるものとして

書籍:ableauデータ分析 ~入門から実践まで

YouTube:DATA Saber Boot Camp

YouTube:TableauTV

YouTube:Tableau初心者(生まれて初めてTableauを触る人)のための5分間動画

Eラーニング:Tableau eLerning

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Step3.自分のしたい表現をさまざまな技術・知識を用いながら表現できる。

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書籍:ableauデータ分析 ~入門から実践まで

書籍:データ視覚化のデザイン

書籍:Tableauによる最強・最速のデータ可視化テクニック

YouTube:古き良きTableau古典 Bronze Demoの極意


YouTube:DATA Saber Boot Camp Week4


YouTube:DATA Saber Boot Camp Week6


ここまで来ると自分の強みを考えて組み合わせます。ビジネスに強いのか?データサイエンスに強いのか?エンジニアリングに強いのか?デザインに強いのか?


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参考文献です

DATA Saber

KT Channel 

TableauPublic

Makeover Monday

みんな大好きスーパーストアクイズ(Twitter)

https://twitter.com/i/events/1256856941432672256



Salesforceを起点としたデータマネジメント〜Tableauで価値を証明しよう〜 前側 将◆BIツール研究所

最後は運営の一人でヤフーでTableau推進チームをやっている前側さんです。前側さんは「BIツール研究所」というコミュニティもやっています。

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このTableau×SalesforceのコミュニティはSalesforceの実務担当者でデータ活用に興味や理解のある方をターゲットにしています。


データマネジメントの考え方

データを資産ととらえて体系的に価値を引き出すための手法です。

Salesforceは強力なツールですが、これから先はSalesforceのデータを外に出してTableauでクイックに活用できるようにするのが重要~Salesforceとそれを補う他のSaaSのデータも併せて組織運営を可視化できるようになります。

Tableauも今までクラウドのデータを活用するツールとして確固とした地位を築いてきましたが、これから先はAPIを使ってニッチなSaaSデータもかき集めて精緻なデータ活用することが求められます。

データ活用の関係の職種も変化します。これまではデータ分析ブーム到来後データ分析に関わる職種が分割(データエンジニア/アナリストなど)されてきました。これからはSaaSのデータをまとめ上げるビジネスの知識があるプロフェッショナルが必要になります。ここに該当すると考えられるのがSalesforceの管理者です。

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前側さんもこの領域を勉強したいという事で、このコミュニティを盛り上げたいと考えています。

次回は「Salesforceを知ろう」というテーマの予定です。



<Tabforceについて>・・・・connpassページから

・Salesforce×Tableau人口を増やすことを目的としています!

こんな方、ぜひご参加ください
・Salesforceは知っているけれども、Tableauは良くわからない。

・Tableauは知っているけれども、Salesforceは良くわからない。

・SalesforceもTableauも知っているけれども、連携メリットはよくわからない。

皆さんで少しずつ深耕していきましょう!



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