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【動画でレポ】コミュニティリーダーズサミット高知 セッション2「どうなる!?アフターコロナのコミュニティ活動」

2021年5月21日(土)に高知市で開催されたコミュニティリーダーが集結するイベント「コミュニティリーダーズサミット高知初鰹編」。
イベント全体では前日から翌日のイベントまで3日間、そして本編だけでも4時間にわたる開催でした。かつてはあこがれのイベントでしたが昨年からオンラインも併催されるようになり、参加できるようになりました。その日も家族が出かけて誰もいない自宅のリビングでぼ~~~~~~~~~~っと見ていましたが、それではもったいない内容なので気になったセッションからテキストで紹介したいと思います。

まず第一弾はセッション2、JAWSの山口さんやMicrosoft元MVPの小島さんなどが参加したパネルディスカッションです。実際に参加しているコミュニティの話なので興味深く聞かせてもらいました。


ちなみにCLS高知の動画はYoutubeでアーカイブされていますので是非見てください。セッション2は1時間30分あたりからの45分間です。

パネラーのみなさん(ITコミュニティ界の著名な人ばかりです)

片岡さん サイボウズ公認Kintoneエバンジェリスト
山口さん JAWS-UG所属 AWS Samurai 2020
小島さん オルターブース代表 Microsoft regional director
松井さん サイボウズコミュニティ担当 天神放送局

テーマ
どうなるアフターコロナのコミュニティ活動
5年後から見たときの「今」

オンライン上でオフラインを再現

コミュニティはオフラインありきが基本でしたが、コロナ禍でオンラインに移行→オンラインは一方通行になりがちなのをどう対応しているか?

山口さん

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・オンラインは一方向になりがち、双方向をどう再現するか
・JAWS DAYSでのoViceの利用、セッション会場の廊下の雰囲気の再現を目指した。
・ゲーム会社の協力でRPG的なマップを用意
・オフラインの課題がそのまま再現してしまった。~知り合い同志が集まり新たな参加者が入りにくい

オンラインをうまく使いハッカソンを開催

小島さん

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・オフラインの時は強い一体感、熱量と課題の共有
・オンラインではゲーム感覚にするためDiscodeを利用。オフラインの熱量が再現できた。 
・Discodeへのログインはエンタープライズな会社を通信にハードルが高い~TeamsZoomなどを使った
Zoomのブレイクアウトルームで課題に集中する場を作る。
・オフラインとオンラインの垣根をなくしたい。

オンライン配信を通してのコミュニティとの関わり

松井さん
・一番の方法は「愛」・・・それが熱量、盛り上がり
Tableauのコミュニティでビジュアライズ構築の対戦など、もっと盛り上がりたいというコミュニティ愛。

オンラインとオフラインそれぞれの利点・欠点

山口さん
・巻き込みをオンラインでどうやって行くか?が解決しきれていない課題
・実行委員もリモートなので物理的に集まりにくい全国のメンバーの力を集結できるのがオンラインの良さ。~ただそのメンバーと知り合ったのはオフライン

片岡さん
・CLS高知も実際に食べながら飲みながら楽しんでもらえるイベントでオフラインがメイン
・オンラインは時価餡と空間を超えられる。遠さの解消だけでない良さもある。

小島さん
・オンラインはコミュニケーションが苦手な人でも気楽に参加できる。いろんな方が参加できる。
・ハッカソンでは置いてきぼりの人を見つけにくいので運営側は気を使う必要がある。

松井さん
・オンラインから始まるコミュニティもある。
・オンラインで情報し始めたら、オンラインで人が集まり交流が始まった。その先にオフラインイベントがあってブーストした。

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松井さん
・オンラインは集まると垂直に熱量が上がるがオンラインは感覚値だとSNSを通して2年くらいかけてじわじわ熱量が上がる。

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・分散的なコミュニティが散発しながら出来上がってくる。
・コミュ障としてはオンラインで知りあってからオフラインのほうが良い

小島さん
・最近は全部オンライン
・オンラインだとオフラインの様な濃密な関係性は作れない

山口さん
・ファーストコンタクトはオフラインでも、そのあとはオンラインになっていく。
・オンラインを通してお互いのコンテキストを理解してゆく
・オフラインが無いオンラインだけの状態でどう収束するかはまだ見えない。
・オンラインのほうが知り合いが増えているのは事実

結局、どうなの?(笑)

片岡さん
・オンライン・オフラインを使い分けながらうまく繋いでいく
・コロナが終息してもオンラインはなくならないし、オフラインもなくならない。
・今は「いろんなことにチャレンジした時代」

山口さん
・オンラインのコミュニティ活動を始めた期間はまだまだ短い。フィードバックを得てこれからより良いものに変わっていく。
・オンラインが傍観者になりがちなのも技術的な解決などで解消されていくと思う。

松井さん
・オフラインイベントが大事な機会ではあった、オフラインは大事と思う。

最後に質問

オンラインで気を付けている事は?

山口さん
・イベント思い出のためのノベルティが活用できないがモノに頼らない事をどうするかを考えている


コミュニティーリーダーズサミット高知









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