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可児吉長

この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。

誰(一般的な解説)?

可児 吉長(かに よしなが)は安土桃山時代から江戸時代初期まで活躍した戦国武将、可児才蔵という名前で知られた槍使いの豪傑。柴田勝家、明智光秀、前田利家、豊臣秀次、福島正則と主君を転々と変えた事でも有名。関ヶ原の戦いで大活躍した話が有名。

どこが好き?(もしくは注目)

特定の主君に仕えて殉じて行った家臣は人気になるものだが、可児吉長は主君を転々と変えている事で有名。歴史上このような人物は否定的にとらえられることが多いが、不思議な事に可児吉長はまったくそのような言い方をされることはない。主君との関係はあくまでも臣従ではなくプロフェッショナルとして働いていたという、今の「ビジネスのプロ」的な人物だったと考えられる。

有名なエピソード

とにかく戦場では強すぎて、一回の戦で挙げる敵の首が多すぎたため、首を持って帰らず、そのかわりに打ち取った敵の口に笹を咥えさせて、そのしるしとしたことから「笹の才蔵」と呼ばれた。


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