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【ポエム】反アジャイル開発宣言

私たちは、ソフトウェア開発の実践
あるいは実践を手助けをする活動を通じて、
よりよい開発方法を見つけだそうとしている。
この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。

顧客やチームメンバーとの対話よりプロセスやツールを信じ

動かないソフトウェアでも包括的なドキュメントを大事にし

顧客との協調するよりも契約で自らの利益を守り

どんなに状況が変化しても計画に従うことを

価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを
認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。


反アジャイル宣言の背後にある原則



私たちは以下の原則に従う:

顧客満足なんか気に止めることもなく、
価値の無いソフトウェアをとにかくまとまった工数をかけて提供します。

要求の変更は一切受け付けません
従来のやり方から変化しないことが、お客様の既得権を守ります

動かないソフトウェアを、半年から数年という
時代遅れになってもできるだけ悠久の時を経て慎重にリリースします。

ビジネス側の人と開発者は、プロジェクトを通して
相反する立場として仕事をしなければなりません。

働く意欲のない人でもいいからプロジェクトにぶち込みます。
タコ部屋みたいな環境で炎上がが鎮火するまで彼らを叱咤します。

情報を伝えるもっとも楽ちんな方法は
一方的に文書で伝えることです。

いいわけのようなドキュメントこそが進捗の最も重要な尺度です。

デスマーチプロセスは脱出口のない開発を促進します。
ジェットコースのように変化のなかでできるようにしなければなりません。

枯れた技術と最低限レベルの設計に対する
油断が緩慢さをより高めます。

複雑(隅々まで欲求を満たすこと)が本質です。

凡庸なアーキテクチャ・要求・設計は、
隷属的なチームから生み出されます。

上司がもっと稼働効率を高めることができるかを常時見張り、
それに基づいて人足達のやり方を強制的に制限します。



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