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ラクシュミー・バーイー

この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。

誰(一般的な解説)?

19世紀のインド大反乱におけるインド側の指導者の一人で、イギリス軍を苦戦させ「インドのジャンヌ・ダルク」と称された女性。その際立った美貌とカリスマ性で義勇軍を集め、イギリスに対して徹底抗戦を行ない敵将であるイギリスのヒュー・ローズから「理由は十分すぎるほど明らかである。彼らは王妃のために、そして自分たちの国の独立のために闘っているのだ。」と高い評価をされたが、最後は銃弾に倒れた。その遺体はヒュー・ローズによって敬意をもって荼毘に付されたという。

どこが好き?(もしくは注目)

とにかくインドの人々を熱狂させ、敵方からも尊敬を受けたというそのカリスマ性は凄いです。しかも美貌というからにはものすごくかっこいい存在です。敵のイギリスの士官が残した言葉で「もっともすぐれた、もっとも勇敢なるもの」という言葉があるくらい敵味方を問わず魅了した彼女でした。

有名なエピソード

後継者のいない藩王国はイギリス東インド会社に併合してしまうという一方的なイギリスの法律によって彼女のいたジャーンシー藩王国が接収されてしまうのだが、それに対して「メーレー・ジャーンシー・ナヒン・デーンゲー(मेरे झाँसी नहीं देंगे/我がジャーンシーは決して放棄しない)」と拒絶の言葉を述べたとされてます。かっこいいですね。

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