Agile Tech EXPO mini #2 - ノーコードでアジャイル/開発&営業でチーム改善~アジャイルにレポート
今日はnest読書部ですが、そのあとに20時からAgile Tech EXPO mini #2に参加しました。早速メモリます。アジャイルにデプロイします。
まずはアジャイルテックエキスポについての説明です
https://2020.agiletechexpo.com/
スポンサーにはコミュニティもいっぱいです。
右下にはひよこ!
公式Podcast (Anchor)
「ノーコードでアジャイルってどうなん?」:岡島さん
アジャイルスタジオの様子です
いろいろやってます
ノーコード(AppSheet)の紹介・・・最近Googleに実装されたやつです
NoCode プログラミングを書かずにプログラムを作るツール
デモ(ものを買う処理)を作ります。
スプレッドシートのデータから作ります
AppSheedは様々なデータソースが柔軟に対応しているのがいいところです。・・・話しながらどんどん作っていっています
こんな画面で設定していきます
できました。作りたい画面がサクサク作れます。
まったくコードを書かずによくある典型的なアプリなら作れます。バーコードを指定するとスキャンの機能が自動的に出てきたりして便利です。OCR機能もコード書かずに使えたりします。
ほしいものが出来上がるスピードがものすごく速くなります。
ノー・ローコード=アジャイル?
みんなアジャイルというけれど・・・各ツールともアジャイルとうたっていますが・・・アジャイル開発できているのか??
一般にアジャイル開発で当然なことが実現できるのか?
AppSheetでは・・・こんな感じ
テスト自動化は・・・
・・・実際やってみる (Seleniumで) 一応できます。
一応アジャイルっぽく開発することはできます。
・・・・もっと自動化できないかな・・・いろいろやってみました。なかなかうまくいかないけど・・・そこまでやる必要があるのか??
アンバランスさを感じた。
ペア・モブワーク
同時編集ができないので自然とペアプログラミングになる。
・・・だれとペアプロするのがいいのか
こんなのでアジャイルなのか・・・・原点に戻る
この原則にのっとっていれば、それはまさしくアジャイルではないか!
ノーコードアジャイルに必要なたった一つのもの・・・椅子です
武器はお客さん自身が持っている・・・それがDX時代のアジャイルです。
「チームを改善していったら開発と営業が一緒になった件」:酒井さん
ホロラボの酒井さんです。
今日の内容です。いつもこういうまとめをしているそうです
会社とチームの紹介
HoloLensを使ったアプリの開発をしています。自社製品mixpaceを作っています。
まだできていない製品の検証や。工事の施工結果をAR化できたりします
クラウドなので普通のPCやスマホから使えます。
手作業なしで簡単にAR/MRを実現できます。
今は営業と開発のチームでやっています。2019/12頃までは営業と開発は別々に行動していました。
POが忙しくてリリース直前に認識ずれが発覚しました。
仕様が営業と開発で共有されていなかったことが原因です。
しかもお互いの状況がわからない・・・それが分断を生んでいました
さらにコロナで・・・会えなくなって不安拡大・・・改善へ・・・
イベントは共通化、2種類のチケット・・・最初はまとめていましたが粒度の違いからうまくいかず・・・分けました。
イベントは共通化しました。
朝会の流れ
開発の昨日やったこと今日やること、次に営業チケットの確認そのあと連絡事項
スプリントプランニングレビューは実物があるものなので少しやりずらいところです。
リモートになって会議が長くなりがちになってしまって雰囲気も悪くなったのでコンパクトになるようにルールを決めました。オーナーシップとか時間とか・・・決める人とかを明確にしました
仕様を明確にしました どちらかというと仕様よりもテストを重視しています。テストの完了で機能追加の完了としています。
その結果
リリースまでが安定化しました。手戻りも減りました。
また営業と開発の風通しがよくなりました。営業側の3Dモデルの確認が大変というので支援ツールを開発が作りました。
また完了予定からマーケティングの準備鵜をするようになりました
さらに新しいメンバーが増えました!・・・けどチームに早くなじめました・・・風通しがよくなった結果かと思います。
これからの課題は
お客様が増えて営業側がオーバーフロー気味、お客様と直接会う機会が少なくなったので・・・・そのあたりが課題です
まとめ
小さなプロダクトチームなら1つのチームのほうが良い。見える化、コミュニケーションが大事。・・・・でもすべてを一つにするのは・・・
最後に
「岡島さん・酒井さんとディスカッション」
ここからはディスカッションタイムです。
酒井さんからまずは岡島さん向けの質問コーナー
ノーコードで作るときにエンジニアが入るんですか。~実際にやるとエンジニア的思考を使うところがある。・・・でも商売になるのかな??・・・受託の仕事がメインなので・・・どうノーコードツールを活用していくのか・・・でも便利になるのを隠してやっても不健全かな・・・と。
エンジニアは一歩引いて見えるところがいいかな・・・DXに向かって組み合わせて提案できるのがエンジニアができる会社かな・・・
ノーコードで作っているプロダクトはあるのか・・・たくさんあると思います。
ノーコードは仮説検証に使うのは・・・実はこれは現実的なシナリオかなと思います。
「アジャイルだと変化に対して柔軟に対応できることって大事だとおもうんですけど、ノーコードとかってやりたいことの変化にちゃんと対応していけるかって不安になるんですよね(機能的に用意された範囲を超えたときに詰んでしまいそうで・・・)」
・・・・・どこかでターニングポイントになるのでは。考え直すきっかけに使ったらどうか
岡島さんから酒井さんへの質問
開発と営業の間はなかなか難しいので興味がありました。
途中で関係性が変わってきて・・・・その間にアジャイル会は湯そのものは変わったのですか ~最初はスプリントがちゃんと終わってなかったりレビューできていなかったりとか・・・形はできていたけど機能していなかったです。スクラムガイドの勉強会しました。営業の方も勉強会に参加しました。
「開発と営業のプロダクトバックログ(というかユーザーストーリー?)ってどういう粒度で書いているんだろう」・・・最小限に切った感じにしています。
ホロレンズのテストってどうやるんですか・・・基本的には操作してやってます。UIは自動化はしていません。人力です。回転ちゃんとするか・・・とか・・・
会議のルールはいいなと思いましたが・・・うまく浸透しましたか?・・・ブログかなんかで見てみんなで激論というかふりかえりをして、すんなりではないけどみんなでルールを決めました。
アジャイルで決められているイベントもおなじですか それぞれうまくやっています。スクラムイベントは定型で・・・毎回決めているのは不定期な会議です
1月頃はどう大変でしたか・・・なんか努力してできちゃった的な・・・いまは毎スプリント的な感じになっています
・・・・ここからはブレイクアウトルームです。
結構質問もでて面白い話を聞けました。23才若い!
感想
今日の話は岡島さんの話も、酒井さんの話も繋がっていて、相乗効果ですごく納得できる話でした。ノーコードで顧客と一緒にアジャイル回すか、コロナで営業と一緒にアジャイルで回すか…という話ですし、アジャイルもだんだん認知が広がってきて、これから楽しみです。
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