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ハインリヒ・シュリーマン

この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。

誰(一般的な解説)?

ヨハン・ルートヴィヒ・ハインリヒ・ユリウス・シュリーマンはドイツの実業家でもあり、ギリシャ神話に登場する都市、トロイヤの発掘を行った考古学者でもある。シュリーマンは幼いころからホメーロスが書いたイーリアスに登場する都市トロイアにあこがれ、これを発掘するために貿易などの事業に奔走し、資金を集めた。そうして稼いだ金をトロイアの遺跡発掘調査につぎ込んだという目標はあるけど遠回りした人物でした。・・・けっこう真偽が疑われた話ですが・・・。

どこが好き?(もしくは注目)

シュリーマンの自叙伝が真実ならば、幼いころにあこがれたトロイアの発掘を実現するために、遠回りしてまずは金を稼ぐために貿易業に力を注ぎ、その成功を元に夢であったトロイア遺跡の発掘を行った・・・という話が魅力的です。そんなに長い間、幼いこの炉憧れを忘れずに頑張ったというのはものすごい意志の強さだと感じます。

有名なエピソード

貿易をするためには外国の人と話しができなければならないのですが、シュリーマンは語学に堪能で自伝では18か国語を話したとされています。しかもその学習法は大好きなホローメスの叙事詩のいろいろな言語の翻訳本で読んだという話です。本一冊分の言葉を覚えると大抵の日常会話はできるという理論は現代でもたびたび聞く話です。・・・あながちほら話ではなかったのではないかと感じます。

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