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滝川一益
この記事は「注目の歴史上の人物紹介 Advent Calendar 2020」の企画です。歴史上の人物で自分が注目した人物を勝手にサクッと紹介します。
誰(一般的な解説)?
戦国時代から安土桃山時代までの織田家臣団で重要な地位を担った武将。出自が不明で、元々の織田家臣団ではなかったが本能寺の変後の清須会議に本当は呼ばれていたというくらいの重臣。羽柴秀吉、明智光秀ほど目立たないが織田家臣の中で急に台頭したひとりです。織田家の中では伊勢攻略、一恋一騎衆との闘い、武田討伐などで活躍するも本能寺の変以後は柴田勝家側についたため、いったんは蟄居する事となった。その後秀吉に呼び出され小牧・長久手の戦いなどに出陣するが、復活までは至らない感じでその後62歳で没している。
どこが好き?(もしくは注目)
戦においても、知略においてもこなしている優れた武将ではあるが、イメージとしては己の欲とか勢力争いとは無縁なイメージで武骨といった感じの人物。確かに映画やドラマでも実直、直球な人物として描かれていることが多く、狡猾であったり野望を持った人物としてのイメージが強い。大名というよりも武将と呼ぶほうが適切な感じ。
有名なエピソード
本能寺の変の知らせが上州にいる滝川一益まで届いたのは5日後の6月7日。平定したばかりの上州ではこれを機に織田方から領地を奪おうとする武将が多かったのだが、それなのに部下の反対を押し切って周辺の諸将を呼び集め信長親子の死を正直に伝え、そのうえで「これから上方に帰るけど、この機にこの一益の首を取ろうというのなら受けて立つ!」的な事を言ってしまう・・・このあたりが嘘をついて毛利を欺き、ダッシュで戻った豊臣秀吉との差なんでしょう。でも人間としては魅力的ですよね。
参照
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