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経営計画に生かすGROWモデル

コーチングで使われるメソッドにGROWモデルがあります。
経営計画についても同じ枠組みで考えられると思っています。
今回はこのGROWモデルについて考えていきます。

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1.目標(GOAL)

実現したいことは何か?理想像は?
・会社で実現したいことは?
・人生で達成したい目標は?
・どうなりたいのか?どうありたいのか?
数値化、確率などにこだわらず思考にストレッチをかけて考えていきます。
時間軸(5年後、10年後、30年後、次の世代…)や空間軸(自分、会社、業界、国、世界…)を広げていくことで根っこにある価値観が明らかになってきます。

2.現状、資源(REARITY/RESOURCE)

目標と現状のギャップは?
・理想に対する現状の達成度はどれくらいか?
・これまでやってきたことは何か?
・このままのやり方で実現できるか?
・保有している資源をどう活用すればいいか?足りないものは何か?
目標に対して現状と資源を把握します。

3.選択肢(OPTION)

現状から目標への道筋は?
・現状を理想へ近づけていくための選択肢は?
・他のプランはあるか?
できるだけ多くの選択肢を考えてみます。

4.意志(WILL)

今何をするべきか?
・考えた中でどの選択肢を選ぶか?
・そのうえで今やることは何か?いつまでに?誰と?
細部を詰めて具体的にすることでアクションにつながる確度が上がります。

5.GROWモデルのカギ

GROWモデルにおいてG(GOAL)が最も重要です。
理想像をどれだけ鮮明に、解像度高く描けるか。
どれだけ本気度高く、どれだけ所有感のあるゴール設定になっているか。
それによって残りのR、O、Wの部分の質が変わってきます。

GROWモデルに沿って考えていくと今やるべきことが明確になってきます。
対話によってこの流れを進めていくのがコーチングのひとつの形であったりします。
計画を立てたり、目標を設定する中で考えを進める手がかりになれば嬉しいです。





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