私が留学しようと考えたきっかけとその後の行動

"留学"に憧れを抱いたのは、高校時代。

テレビである有名人が流暢な英語を話しているのを見て、とにかく"カッコ良い"と思った事がキッカケ。(その方はインターナショナルスクール→海外の学校を卒業している。)

当時の自分には輝いて見え、自分も英語が話せるようになりたいと思った。そして、まだどうしたら英語を話せるようになるのか全くわからなかった頃、単細胞な私は心の中で決めた。

"留学して英語を学び、世界を見てみたい。"

まだ自分で稼いでいなかった私は、経済的に(費用負担をできる限る軽く) 留学できる (チャンスがある) 大学を探した。そんな時、後の母校となる関西外国語大学の存在を知る。今はわかりませんが、当時は色々な留学制度があり、自分で調べる中で、1番自分に響いたのは、"大学側が現地授業費用負担してくれるプログラムがある"、"留学しても4年間で卒業でき、休学の必要もない事。(単位変換してくれる)"、"教員免許も取得可能(留学すると、就活と同時にこなすのは実際結構大変でしたが)な事"。

高校生の時は、これだけのスキルを大学で身につければ、一生食いっぱぐれる事はないんちゃうかな…?と考え、この大学を私立大学の第一志望にした。
(国立の外大も受けようと思ったが、理数系科目が壊滅的で、勿論努力はするが、難しい(不可能に近い)と考えていました。加えて、志望した国立の方は当時公開されているデータを見ると、留学される方があまりいない?ように思えた。故に、何かの間違いで入れても、自分の夢(=留学) はここでは実現困難だろうと考えていました。)

こうなれば、後は努力のみ。

日々の勉強に加え、赤本をぼろぼろになるくらい繰り返し、時間感覚を身体に叩きこみ、大学が何を問うているのかを考えた。

神社や寺に行き、神頼みもした。(丁重に)

できる事は全てやり、翌春関西外大に現役合格した。

私も親も泣いて喜んだ。

勉強する環境をつくってくれた両親には感謝しかなかった。稼げるようになって、絶対に恩返しするとこの時決めた。

努力をしても結果が出ない時は勿論ある。

でも努力しなければ、報われる事は決してないし、何も微笑んではくれない。

受験は大切な学びをくれた。


【留学について】
留学で迷っている方々に何度かアドバイスを求められた事があります。私個人としては、人脈作り、机上では学べない文化理解、海外でしかできない何かの目的意識【海外ボランティアetc…】があるなら、個人的には留学に行く事をオススメしてきました。今は状況が状況なので、行く事自体のハードルが高いですが…。
しかし、その先の人生でも、留学中に取り組んだ事やその結果を語れるのは強みであり、説得力も増し、加えて、何より厳しい社会を生きていく為の"自信"にはなります。少なくとも私はそうでした。何より、人間として成長できます。基本何でも自己責任なので。

(その時の体験もまた少し綴れればと思います。)

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