海外営業の"リアル"35

海外営業の仕事をする上で、避けては通れないことがあります。

それは、"時差"との闘いです。

東南アジアであれば、日本とは2〜3時間程度の時差しかなく、余程のことがなければ、優先順位をつけられ問題ないのですが、問題は欧米、欧州関係です。私も前職で一時期、アメリカの会社とやりとりをしていましたが、こちらの夜は向こうの昼間(某歌手グループの歌の歌詞にもありますが)なので、基本的に先方からの回答を見るのは"翌日の朝"になります。となると、、、訊きたい事は基本的に漏れなく全て投げておく必要があります。これが意外に難しく、訊きたい事を全て"相手が理解できるように"、そして"齟齬なく"伝える必要がある訳です。時に、日本語でも難解な事を"英語化"し、伝えなければならない時も勿論あります。

また、自身の案件であれば理解は勿論行き届いているのですが、1番気をつかうのは"代理返信"をする際。伝えたい事に加え、案件のバックグラウンド、その方の言葉遣いや言い回しを全て理解し、相手に伝える必要があります。まさに、時には"通訳"となる必要があります。

海外営業という仕事は、営業以外にも非常に学び事が多く、これが私が海外営業という仕事をやめられない理由の1つです。

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