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青山学院大学シビックエンゲージメントセンター紀要に論文を投稿しました

 青山学院大学修了生の宮本です。

 この度、青山学院大学シビックエンゲージメントセンターの紀要『シビックエンゲージメント研究』第2号(2024年7月1日発行)に「実践報告」の領域で論文を投稿いたしました。


「青山学院大学シビックエンゲージメントセンター」紀要について

青山学院大学HP(シビックエンゲージメントセンター概要 | 刊行物一覧)

※ 下記リンクより冊子(PDF形式)の閲覧が可能

『シビックエンゲージメント研究』第2号(2024年7月1日発行)

  • 宮本恵太, 「横浜市市民プロジェクト「Yocco18」公式SNS投稿の英訳を通じた、横浜の魅力の英語圏への紹介活動」, 青山学院大学シビックエンゲージメントセンター紀要『シビックエンゲージメント研究』2: 59-70, 2024.

論文(実践報告)について

 2023年4月より私がYocco18(X: @yokohama18ku)さんと連携して不定期で行っている「Yoccoの1日」英訳活動に関する実践報告となります。Yocco18がX(旧Twitter)に毎日投稿している「Yoccoの1日」を英語に訳したものをInstagramに再投稿し、英語圏の外国人にも横浜の魅力を伝えることが活動の趣旨です。

  • Yocco18 | 「身近な地域を知り、楽しむ」をテーマに横浜18区をモチーフにしたキャラクター達が地域の魅力を発信する市民発のプロジェクト

 ひとつ具体例を挙げると、2023年4月20日にYocco18公式Xに投稿された「みなとみらいに置かれたイカリ」(横浜市西区)の紹介文を私が英語に訳し、Yocco18運営メンバーの坂口さんに確認していただいたうえで、2023年6月2日にInstagramに再投稿いたしました。

① Yocco18公式X (2023) による元投稿

② 宮本 (2023) による英訳のInstagram投稿

 詳細は論文のリンク先をご覧ください!

活動と論文執筆の感想

 活動に関しては、当初の予想よりもInstagram投稿に対して「いいね」がつかず、「いいね」してくださった方も元々の知り合いや地域関係者の方々が中心であったことから、SNS投稿を多くの人々に見てもらい、大きな反響を巻き起こす(「バズる」)ことの難しさを実感しました。
 そして、活動内容を「実践報告」という形で論文にまとめるにあたり、実践結果の分析や自身の進路志望との関わりを改めて考えました。論文を最初に提出した際、期待した成果が出なかった原因の分析の不足を査読者から指摘されたのですが、再提出時に指摘箇所を修正したことで、活動を通して自分が何を目指しているのかを見直すきっかけになったと思います。また、私は大学で学んできた言語学の専門知識を生かして自分らしい活動ができるように起業・フリーランスという進路も選択肢として検討しており、こうした将来目標との繋がりを単なる自己満足と思われない形で伝えられるよう工夫しました。進路との関わりについては、Yocco18運営メンバーの遠藤さんからアドバイスをいただきながらまとめました。論文の執筆によって「Yoccoの1日」英訳活動の振り返りのみならず自分自身と向き合う時間を作ることができ、この1年間貴重な経験をさせていただいたと思っております。

 最後になりますが、「Yoccoの1日」英訳活動を通してプロジェクト運営に携わる機会をくださったYocco18運営メンバーの遠藤さんと坂口さん、並びに今回の論文投稿に際して多大なご協力をいただいた青山学院大学シビックエンゲージメントセンターの水谷助手と中里助手、紀要編集委員会の皆様にこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。


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